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嘘を暴く

私もそこそこいい加減な人間なので約束を反故にしたり期限を守らなかったり、その度に尤もらしい言い訳をしたりちょっとした小嘘をつく。

嘘をついて威張るな、って感じだが私なりにルールがある。
誰かの不備や不手際のせいにしないことだ。

仮に誰かの不備や不手際が絡んでいたとしたら、むしろそこは触れずにおきたい。
証明できないことに責任を被せるのは品性お下劣にも程があると考えるからだ。

そんないやらしいことをするくらいなら潔く罪を認めて謝るのだ(だから初めからごちゃごちゃ言わんと謝れやー)

いきなりこんなことを書くのは、そんなことがあったからである。

詳しい内容は伏せるが、折り返しの連絡がないので再度電話をした先でのこと。

担当者を呼び出し、折り返しの連絡をいただくことになっていた件について話を切り出した。
すると、
今日は不在の担当者が連絡を取ったところ、窓口に「何のことか?」と言われたのでそのまま立ち消えになったという。

このやりとりが本当だとしたら、今日は不在の担当者はバカすぎる。
ガキの使いやあらへんで?
そもそもそんな頭の悪さげな窓口がいるならここに連れてこいという感じである。

また、不在の担当者の代わりであるその上司も、一連の経緯を把握していながら看過している自分の責任について無自覚というか、考えが及んでいない頭の悪さである。

受け入れたくない案件なのである。
それは毎度のことでこちらは百も承知なのである。

だから今までは、分かりました分かりました、それでは次回またよろしくお願いいたしますぅ、と丸く収めてきた。
とにかく揉めてはならないのだ。

仕方ねえなあと思ったが、あまり癪なので

これまでの経緯から正確な窓口がわからないということは考えられませんけど。

と一応言った。

すると言い訳がましく自分は担当者じゃないので明日電話させます、と低姿勢になった。
話を切り替えるのが上手いわ。
この嘘つきが!

こちらもモメたいわけじゃないからちょうど良い。
気分を変えて

そうですか!ありがとうございます。
明日私の方からかけ直しさせていただきます。
お忙しいところ、ありがとうございました。

と口角3倍上げながらいいましたとさ。



※意味深なヘッダー画像は にゃこぱんさんよりお借りしています。
ありがとうございます♪

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