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4年待ったら。
息子が病院に定期的に受診するようになって5年経ちます。
若年性生活習慣病外来。
早い話が肥満外来。
習っていた相撲をやめてから、受診を始めたんです。
最初は、行くことを嫌がりました。
歩くことすら嫌がったんです。
だから受診はいつもタクシー。
受診後にマックのバリューセットを食べさせてくれることが受診の条件でした。
ハンバーガーを頬張る息子の横顔を
その当時の私は困った顔で見ていただろうな。
食べ過ぎよ。
もうやめな。
おやつは少しにしときな。
そっちよりもこっちの方が太らないよ。
何回言っただろう。
だって息子がどんどん太っていくのが怖かったから。
私がなんとかしなきゃって思ってたんです。
口やかましい私に息子は、ストレス発散と言って更に食べ物を口に運んでいました。
私の不安通り、息子はどんどん太っていったのです。
ある時、私は思ったんです。
「私は、息子のことを自分じゃ痩せられないって決めつけてはいないだろうか。」
「息子の力を信じていないのではないか。」
と。
そこから私は決めました。
何も言うまい。
息子が自分でその気になるまで待とう、と。
めっちゃ怖かった。
意見することをやめるのは。
私が何も言わなくなった事をいいことに更に過食になったらどうしようって思いました。
だから完璧に口やかましく言うことをやめることは出来なかったと思います。
それでも息子に意見することは1/3以下になったんじゃないかな。
そこから4年かけて中2となった今
息子は自らおやつを食べることをやめました。
ご飯の回数と量を減らしました。
身体にいいと言われるヨーグルトを飲むようになりました。
そしてとうとう1番最近の受診の日
初めて病院まで
「歩いてく。」
と言いました。
毎回タクシーだったのに。
てっきりタクシーでいく気だった私は遅刻してしまうって焦りました。
結局電車で行くことをお願いして、
息子は渋々それを受け入れてくれましたが「帰りは歩くからね。」
そう言いました。
ストレス発散と言いながらドカ食いしていた息子が
全く外を歩こうとしていなかった息子が。
何の心境からそうなったのか、分かりません。
息子に何で歩く気になったの?って聞いてみると
「気分。」って返事が帰ってきました。
心配で気が狂いそうに何回もなったけど
やはり信じていてよかった。
間違いなかった。
これからも順調なんだろうな。
親である私の役割はひたすら待つ、
そして付き合う。
ここに尽きるのでしょうね。
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