子供の悪戯やめさせたいならご褒美をあげるといいかも
ある老人の話
ある街に、おもしろがって人に石を投げるチビッ子がいたそうな
ある日ひとりの老人が注意したら、チビッ子は余計に面白がって、その老人に向かって石を投げ始めたそうな
老人はチビッ子に言ったそうな
「ちょっと、こっちにおいで。良いものをあげよう」
チビッ子が用心深く近づくと、老人は硬貨を1枚渡したそうな
チビッ子は怪訝そうな顔をしながらも硬貨を受取り走っていったそうな
翌日もチビッ子は老人に石を投げて
老人は硬貨を1枚渡したそうな
そんな日が3~4日続いたある日、老人はチビッ子に言ったそうな
「すまんの、ワシの硬貨はもうなくなってしまって君にあげられなくなってしまったんじゃ」
その日からチビッ子は、人にむけて石を投げることはしなくなったとさ
アンダーマイニング効果
この話の効果を「アンダーマイニング効果」と呼ぶことを最近知りました。非効果的な行動を上手く止めさせる手段として興味深いと、昔から管理者研修で提供していた逸話ですが。。。
罰則を設けると、人は規則をすり抜ける知恵を働かせたり、隠したり、噓をついたりするものです。大人も、子供も。。。
強く繰り返し叱責しても、期待する効果が得られないこともしばしば。。。
「うまい叱責を学ぶ研修」を受けるとか、なんのこっちゃ😅
逆に、「私が困るから、やめてよ!」とか「あなたのためにならないから、やめなさい!」という行為に”ご褒美”をあげる。
一見、全く逆をする。
意外性があるから、インパクトも大きい。
人は”ご褒美”がもらえる行為を繰り返すというモチベ理論を利用する。
そして、ある日、”ご褒美”をあげるのを止める。
すると、その行為をするモチベがなくなり、
行為そのものをヤメル‼️
あれだけ「やめな」「やめて」って言ってやめなかったのに😅
たぶん、3~1週間くらい時間はかかるけど、
たぶん、もっとも効果が早く、確実なアプローチです‼️