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雑談 写真の普及に見るロマン派の話

先日、オケ演奏会本番前の舞台袖で雑談しておりました。
どんな曲を演りたいとか、直近でどんな曲を演るかとかの
他愛もない話です。
「私は今年の残りや来年がベートーヴェン多めなんですよねー。
古典派の曲はなんだかんだいって弾いてて満足度高いんですよねー。」
なんて話していたら、「古典派ってどういうのを言うんですか?」
と質問されまして、わかりやすい説明はないかな?と思い
「だいたい肖像画が絵で残っている人は古典派以前で
写真で残っている人はロマン派以降ですね。」
と答えたんですが、だいたい良い感じの説明かなと思ったんですが
よくよく考えるとシューマンとメンデルスゾーンは写真を見た事がないな?
ちょっと惜しかったな・・・と後悔しました。

そんな訳で古典派からロマン派へ移り変わりを
作曲家の生まれ年で比較してみました。

モーツァルト 1756年 (カツラの肖像画)
ベートーヴェン 1770年(カツラ無しの肖像画)
シューベルト 1797年(カツラ無しの肖像画)
メンデルスゾーン 1809年(カツラ無しの肖像画)
シューマン 1810年(カツラ無しの肖像画)
ブラームス 1833年(写真)
チャイコフスキー 1840年(写真とカツラ無しの肖像画)
ドヴォルザーク 1841年(写真)

バロック時代はカツラ、モーツァルトを境に古典派に入り
カツラが廃れて、初期ロマン派は肖像画最後の時代
1820年辺りを境に写真の技術が普及しだして
後期ロマン派に入っていく感じですかね。完全な雑談ネタでした。

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