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商品値付の難しさ

こんにちは。
和紙職人見習いの舛田です。

本日は、商品の価格付けについて。

先日、いつものように店舗を開けて営業をしていたのですが、なんと過去最高の売り上げを記録!
6月という閑散期のなんでもない日曜日、人もそこまで多くない気がしたし、しかも午後だけの数時間でそのような売り上げになったのは正直言って驚きでした。

売れる日もあれば全然売れない日もある中で一喜一憂はできないのですが、それでもこうやって売り上げが上がる日があるのには理由があると思っています。

その一つが高単価商品だと思います。

私は日本人、しかも富山県出身の控えめな人間なので、ついついびびって価格を抑えめにつけてしまいそうになるのですが、それは一概にいいことではないなと思っています。

そもそも価格をどうやってきめるのかというのが割と難しい問題ではないかなと思っていますが、我々の場合は、基本的には原材料費や人件費をもとに利益率から価格のベースを算出しています。
そのとき市場価格と照らしたりすることも通常は必要かと思うのですが、そうやって比較したときに価格を抑えた方がいいのではないか、抑えないと売れないのではないか、と思ってしまうことが多々あります。

でも。
我々の背負う伝統や、原料からの和紙作りのことを考えると、価格を安く設定することがいいこととは言えないなと感じています。それは私がリッチになりたいとかそういうこと以上に、これまでの伝統に対する敬意として必要なのではないかと思っています。

とはいえ、お客様に受け入れられなければ話にならないわけですが、でも先日の売り上げを経験して、やはり自信を持って、我々の生み出すものにはこんな価値がありますよという形で値付けをするの正解なんだろうなと感じました。
それをわかってくれる人は絶対に現れるし、そういつ人が現れたときに、しっかりとその魅力を伝えられるように、そしてその人に対して1mmたりとも恥ず所がないように準備をすることが私のやるべきことだろうなと思っています。

値付けについては本当に奥が深いと思うので、今日書いた限りではありませんが、こちらも試行錯誤。トライアンドエラーを繰り返していきたいと思います。


【追伸】
和紙原料の栽培は少しずつわかってきましたが、家庭菜園は初心者🔰
初めてのきゅうりに挑戦中です💪

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