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団体客と個人客

こんにちは。
和紙職人見習いの舛田です。

本日は、「団体客と個人客」というお話を。

普段我々は和紙漉きの体験をしているわけですが、ほとんどが5人以下の個人客のお客様です。
ただ、ときに団体様の予約もお受けしていて、本日はそんなの団体客様の体験でした。

今日改めて体験をやっていて思ったことは、
団体客への体験と、個人客への体験は、全くの別物だなということです。

普段個人客のお客様にむけてとても大事にしていることは、お客様とのコミュニケーションです。なるべくお客様の話を聞きながら、求めていることを探って、そこに対して情報を出すようにしています。

ただ団体客となると話が変わってきます。
人数が単純に多いので一人一人とのコミュニケーションが難しいですし、それだけではなくこちらからの説明のリアクションも少しずつ薄くなる印象があります。
どんな体験でもやはり制限時間内に行うのが基本なので、そんなコミュニケーションが少人数の場合に比べて不足した状態でもどんどんと前へ進まなければならないため、自分としてはなんだか消化不良な状態で体験を終えてしまいます。

これは正直仕方ないことなのかなとも思っていて、逆に自分の気持ちを変えていく必要があるなと思っています。
もちろんコミュニケーションが大事ではありますが、大人数の場合は少し講義をするようなつもりで、リアクションが薄くても自信を持って話を伝えていく必要があるなと。
そして、話をして伝える場と、コミュニケーションの場を分けて、コミュニケーションのためには質問コーナーをしっかり設けるなどがいいのかなという気がしています。

同じことをやって、より多くのお客様に物事を伝えられることは、とてもいいことだと思います。
そのためには、少し団体客への体験は場数が足りてない感じがするので、どんどんと体験を受け入れて、より良い体験にしていきたいなと思っています。

団体での体験希望の方、ぜひぜひご連絡をお願いいたします!


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