新しい支援の形(クラファンご協力ありがとうございました!)
こんにちは。
和紙職人見習いの舛田です。
本日は先月からスタートしていたクラウドファンディングについて。
先日をもって支援の募集が終了しまして、結果としては、17名の方から計15万円の支援を集めることができました。
ご支援、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!
今回のクラウドファンディング、実は少し変わった形式で行っていまして、、
というのも、一般的なクラウドファンディングというとその支援額に応じたリターンとなる返礼品がついているものが多いと思います。こういうものが手に入るから、それをもらいつつ応援しよう!みたいな感じで、支援する側からするととても応援しやすい形なのではないかと思います。
しかし今回はそういった形とは少し異なり、単純な「子どもたちへの支援」という側面が強いものでした。
返礼品はお礼の動画のみ。本当に私たちのことを信頼してくれて、返礼品はそんなにいらないから、子供たちのために使ってください、と思ってもらえないと支援が集まらない、あまり馴染みのないチャレンジングな形式だったと思います。
こういう支援の形はまずなかなか文化として根付いていないですし、かつ我々の工房への信頼もまだまだ少ない中での挑戦でしたので、厳しい結果が待っているとは考えていました。結果的に目標額には届きませんでしたが、それでも15万円、つまり30人の子どもたちに体験を届けることができるだけのご支援いただきました。
並行して実施していた子供向けへの体験はこの1ヶ月ちょっとで23名。このような我々の実力を考えると、実力以上に信頼していただき、ご支援をいただけたなと感じています。
(残り7名分の支援額が余りますので、これは9月以降に再度体験者の募集を行い、責任を持って子どもたちの体験費用として使わせていただきます。)
15万円というとわずかな額だと捉えられる方もいるかもしれませんが、我々にとってはすごく大きな挑戦であり結果だったなと感じていて、
もし何もしなければこの暑い7〜8月の修善寺温泉にとっての閑散期に、この人数の子どもたちに体験をしてもらうのは難しかったと思います。
もちろんまだまだ満足できる人数規模ではないのですが、それでもチャレンジしたからこそ、こういう形でも体験を届けることができるという可能性、そしてもちろん悪かったところ、改善点も含めて、いろんなことがわかってきたなと感じています。
この経験は必ず次に生きてきます。修善寺紙を未来へつなぐべく、引き続き挑戦を続けていきたいと思います。
最後に改めてですが、ご支援、ご協力、応援いただいた皆様、本当にありがとうございました!
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