名曲チャリティコンサート ソリストインタビュー!ヴァイオリン・井川真衣さん
いよいよ来週月曜日!9月18日(月・祝)に、
難病 筋痛性脳脊髄炎 患者応援 名曲チャリティコンサートが開催されます。
このコンサートでは、トランペット奏者の児玉隼人とヴァイオリン奏者の井川真衣2人の若きソリストとの共演が大きな見どころとなっています。
今回は、ヴァイオリン奏者の井川真衣さんのインタビューをお届けいたします!
プロフィール
3歳からヴァイオリンを始める。第75回全日本学生音楽コンクール全国大会第3位及び横浜市民賞(聴衆賞)。第24回日本演奏家コンクール第1位及び神戸市教育委員会教育長賞。第1回横浜国際ヴァイオリンコンクール小学校高学年の部第1位。第2回横浜国際ヴァイオリンコンクール中学生の部第1位及びタクティカートオーケストラ コンチェルト賞。第23回大阪国際音楽コンクールAge-E3部門第2位。
2023年 東京フィルハーモニー交響楽団と共演。2022年東京藝術大学早期教育プロジェクト、国際音楽祭NIPPON2022マスタークラス、びわ湖ミュージックハーベスト2022選抜受講生。
現在、岩谷悠子、玉井菜採の各氏に師事。京田辺市立大住中学校1年生。
インタビュースタート!
Question1
第2回横浜国際ヴァイオリンコンクール D部門 第1位、並びに「タクティカートオーケストラ コンチェルト賞」受賞おめでとうございます。賞が決まった時はどういう気持ちでしたか?
A.賞をいただけるとは思っていなかったので、本当に嬉しかったです。またコンチェルト賞は一番いただきたいと思っていた賞で、タクティカートオーケストラも今回知ったのですが、調べてみて凄いオーケストラだと思っていたので、いただけるとわかった時は、驚きと嬉しさでいっぱいでした。
Question2
今回のコンクールは緊張しましたか?
A.コンクールによって緊張する時、緊張しない時がありますが、今回は、一度前に来たことがあったホールでしたので、そこまで緊張せず、楽しく弾くことが出来たのもうれしかったです。
Question3
井川さんがヴァイオリンを始めるきっかけは何でしたか?
A.母が元々ヴァイオリンが好きだったんですが、「やってみる?」と勧められた時に「やる」って答えたのが始まりです。気づいたらずっと今までやっている、という感じです。
Question4
ヴァイオリンはどんなところが楽しいですか?
A.色々な音色が出せたり、色々な感情を表現することが出来る楽器だと思っていて、そこが魅力だと思いますし、そういう楽器だからこそヴァイオリンを演奏することも楽しいです。
Question5
ヴァイオリンを演奏する上で大事にしていることはありますか?
A.イメージして、どうやって表現するか、を考えています。例えば、曲の踊っているような感じやメロディーの印象から、どういう気持ちでこの曲を書いたんだろう、って考えたり、風景や書いた場所を考えたり、と、イメージや思いからメロディの弾き方や感情を沢山表す、ということを大事にしています。
Question6
クラシック音楽もよく聴きますか?
A.はい。クラシック音楽自体がすごく大好きで、違う楽器の演奏もよく聞いたりしています。バイオリン以外の楽器もよく聞きますが、特にオーボエは音の繋ぎ方がすごく大好きです。
Question7
好きな作曲家や曲はありますか?
A.好きな作曲家はブラームスで、一番好きな曲はブラームスのヴァイオリン協奏曲です。
ブラームスは、とても深いレベルの感情が表現されていて、明るい曲まで沢山メロディーを書いているところが好きです。ヴァイオリン協奏曲は難しくてまだ弾けないですが、今後できるように頑張って行きたいなと思っています。
Question8
好きな演奏家もいますか?
A.沢山います。最近の人だと、東亮汰さんや前田妃奈さんや、玉井先生の生徒の人をよく聞いたりします。海外の人だとユリア・フィッシャーをよく聞いてます。
特にジネット・ヌヴーの演奏が好きで、毎日のように聞いています。長いフレーズで弾くところなど、音の表現や音楽の流れもすごく魅力を感じていますが、力強い音や明るい音色など、たくさんの音色が現れる音が1番の魅力で、すごく憧れています。
Question9
今後の目標や、将来の夢を教えてください。
A.今は京都に住んでいますが、目標としては東京芸術大学に進みたいと思っています。時々、東京芸大で教えられている玉井菜採先生のところに習いに行っています。すごく優しく暖かい先生で、レッスンも楽しい先生なので、いつか芸大に入って、玉井先生にももっとたくさん教えていただきたいなと思っています。
そして将来はヴァイオリニストになって、聞いてくださった方に幸せになっていただけるような音楽家になりたいと思っています。
Question10
オーケストラとの共演は今回が3回目とのことですが、お気持ちはいかがですか?
A.オーケストラと一緒に演奏するのは、地元のオーケストラと、東京フィルハーモニー交響楽団さんに続いて三回目で、どの時もメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を演奏しましたが、これまでは1楽章だけでした。
今回は初めて全楽章に取り組むので、とても楽しみです。
Question11
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の魅力や、聞きどころを教えてください。
A.メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲はすごく繊細な音楽だと思っています。
第1楽章は「愛の歌」だと思います。悲しみがあったり、喜びがあったり、少し怒りに満ちた部分があったり、たくさんの感情が詰まっています。また懐かしみのあるメロディーが沢山現れるところもすごく好きです。
第2楽章は本当に美しい楽章で、音の表現も沢山できる、天使のような感じの曲調が素敵だと思っています。
そして第3楽章は、元気いっぱいの明るいファンファーレから始まって、追いかけっこをしているようなメロディーがすごく好きです。
Question12
井川さんらしい、沢山のイメージからの表現が詰まった演奏になりそうですね。
最後に意気込みを教えてください。
A.頑張りますので、ぜひ聴きに来てください。
みなさまのご来場をお待ちしております。
ありがとうございました!
今回ご出演の指揮者、ソリストのみなさんからは、コメント動画も続々いただいており、TwitterやInstagramで発信しているので、そちらもぜひチェックしてくださいね。
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https://eplus.jp/sf/detail/3586770003-P0030005P021001