Jungalistから学ぶミックスとマスタリング(4~8chでok。ほぼモノラル、ノーコンプ、アナログミキサーとAkai sシリーズのクセだけでいい...ラウドネスはクソ等)
こんちわ!Jungleおじです。今回はAmbient jungle,Atmospheric jungle/d'n'bのつくり方:⑥mixとmastering編です。
……なんですが、現代のJungalist達からミックスとマスタリングを学ぶ程、常識とされていた価値観がぶっ壊れまくるので考えさせられます。
タイトルに言いたいことがほぼそのまま載っているので簡単な経緯を説明します(より詳しい方法は別の機会にまとめます)。
・初期のtrackerはモノラル4chだった
・テクノロジーが進歩したおかげでステレオ8chに!
・Akai Sシリーズのサンプラー特有のクセがコンプ感を兼ねる
・12bit lo-fiでノイズ上等
・気軽にレコードをプレス出来ないので安価なカセットテープに録音
・熱いSoulも大事だが、貧乏根性も超大事!投げ売りされるワゴンの楽器使うぞ!(TR-808、TB-303…)→結果ビンテージとして価格高騰
・流行のデジタル音サンプリングして使うぞ!最高音質!!!808 kick (.mp3 128bps)
大筋ではこのような感じでした。新世代のJungalist達は次のように解釈している様です。
①8トラックのみ
②ほとんどmono出力
③rx950(Classic AD/DA converter)以外は基本的に使用しなくていい
④Amenbreakは不要な帯域を削り、必要な帯域をピーキングしたらモノラル出力にし薄くプレートリバーヴを掛ける
⑤Padも曲によってはモノラル出力にし、深めのリバーヴを掛ける
⑥古いアナログミキサーの使用
⑦お気に入りのテープシミュ
⑧シンプルな構成
⑨実はUrban Jungleを成り立たせているのはミニマルなコード進行と808系のベースサウンドで、ここが綺麗に仕上がってないとAmenbreak(或いは他のBreakbeats)が活きてこない
⑩同じ機材が使えるなら使わない手はない(AmigaやWindows XPなども含め)
これらを忠実に再現していくと、必然的にPolyend trackerのような仕様になるのかなと。
音がクリアになり過ぎて、場合によっては耳が痛くなるほど高域成分が多くなりがちな人には目から鱗かもしれません。恣意的に16kHz付近までEQでカットすることもあるそうです。
Amigo Sampler、Akaizer、Tracker(Ableton Live liteでも可)、Super massive、中古のアナログミキサー、中古のカッセトデッキに録音→DAWにバウンスといった比較的安価なPluginやシステムで成立しそうな勢いなんで、DTMに金掛けられないよ!って言ってる人は案外、音楽=金のイメージが刷り込まれ過ぎているかもしれません。
今回は以上です。
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