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【海外のアーティストはどんな機材やPluginを使用しているのか?】Jungleおじのレポートその②

機材レポートの続編です

現代に生きるJungalist達の機材を探してみよう!というこのコーナー。
私も音楽機材が大好きなのですが、新しいものが最高にイイっ‼て訳でもないんだよなぁ…と最近つくづく実感しております。彼らが扱う機材はミキサーなどを含め古い機材がメインですが、サウンドが心地よく今でも新鮮に聴こえます。ローテクでLo-fiで、ちょっと懐かしい…Future Retroな世界を旅しましょう!

尊敬して止まないUKのアーティストarcologies。幅広い機材とTrackerを駆使した彼の音楽は幻想的で静謐。基本的に音価の多い曲はミキシングが難しいけれどサウンドデザインも秀一で聴きやすい。森や湖の畔で聴きたくなるようなサウンドスケープが持ち味。

「Plugin」
・Renoise(Tracker)
・Reason(DAW)
・Ableton Live
・u-he diva
・u-he hive2
・u-he zebra2
・u-he repro-5
・Xfer Records Serum
・osirus (open source -access virus synthe)
・Arturia CZ(シンセサイザー)
・Air Hybrid3
・Korg opsix vst
・Korg Wavestation vst
・Korg Triton vst
・NI FM8
・NI reaktor
・NI absynth
・TAL-U-NO vst(Juno-60 Synthe emu)
・TR-808(Roland cloud)
・Amigo Sampler
・E-mu emulator x3(サンプラー)
・rx 950(Akai sampler emu)
・Valhalla supermassiv(Reverb/Delay…etc)
・Valhalla delay
・Valhalla shimmer
・Softube transient shaper
・Softube Tape and Drawmer 73(マルチバンドコンプ)

「機材」
・Pioneer SP-16 traiz
・Octatrack MKⅡ
・Akai s3000xl
・Akai s3200xl
・Akai s5000
・Akai mpc1000-BK
・Polyend Tracker
・Polyend Medusa
・Yamaha A4000 sampler
・Yamaha Reface CP
・Access Virus Synthesizer
・Arturia Beatstep pro
・Roland sp-808
・Roland MC707
・Roland vm3100 pro(ミキサー from 1999)
・Roland System 1 synth
.・E-mu audity 2000(シンセサイザー)
・E-mu e5000(サンプラー)
・Alesis quadrver(Reverb)
・Novation Circuit Rhythm
・Waldorf micro Q rack synth
・nord modular g2
・サンプリングCD
ここでは書き切れない機材やサンプリングCD、サンプル音源などがある模様。彼曰く初期のTrackerはモノラル4chしかなかったが、それでも素晴らしいJungle musicが沢山生まれた。そこには『Soul』があったからだ。と。
Squarepusherも8chで充分だよ!と昔のサンレコのインタビューで答えていたので、大切なのは機材の性能よりも『音楽愛』かもしれませんね…。

部屋を一見しただけで分かるJungle/d'n'b愛…。欲しいもの全部入りハッピーセット感がたまらんですなぁ。往年のビンテージ・シンセサイザー/Rack、サンプラーから最新機材まで幅広く揃えている。最近、上記のArcologies等と共に『Planetary Drift』というAtmospheric Drum&Bassのカセットテープ(+デジタル)をリリースした。気になる方は要チェック!

「Plugin」
・Ableton Live
・Glitch2
・Xfer Records Serum
・NI FM8
・NI absynth
・NI Kontakt
・NI Monark
・NI Massive X
・RC20 Retro color
・Fabfilter / Pro-Q3
・iZotope Ozone
・iZotope Trash2
・Arturia JUN-6V
・u-he diva
・Waldorf Largo(vst シンセサイザー)

「機材」
・Roland JX-3P with PG200
・Roland JP-8000
・Roland Super JD(Synthesizer module JD-990)
・Roland Super JV(64 voice Synthesizer module JV-1080 4xEXPANSION)
・Access Virus
・Akai mpc2000xl
・Akai 2800
・Akai MPD18(midiコントローラー)
・Elektron Machinedrum
・Elektron Digitakt
・Elektron Digitone
・Elektron Analog Rytm
・Behringer TD-3
・Behringer RD-8
・Behringer Model d
・Behringe  Crave
・Behringer patchbay px 3000
・MXR Distortion
・Tc electronic flashback
・Nordlead A1
・Mackie-analog mixer(1202 VL23)
・Drumcomputer MFB-522(808 Emu)
・Moog DFAM
・Arturia Drumbrute Impact
・Arturia MiniBrute2
・Alesis quadrver(Reverb)
・Alesis QS6(シンセサイザー)
・Pioneer DJ DDJ-FLX6
・yamaha 01v96 v2(デジタルミキサー)
・yamaha 01v(デジタルミキサー)
・yamaha REV500(デジタルリバーブ)
・Focusrite Clarett 8 Pre Thunderbolt Audio Interface
・Lexicon mpx 100 dual channel processor(ギタープリアンプ)
・Omunichord
・Teenage Engineering Pocket Operator po-33k.o!
・Korg M1
・Korg Wavestation
・Korg 01W
・Art multiverb 3
・M-Audio Keystation 88(midiキーボード)
・Novation Launchpad
・LINE6 Pod XT pro(ギタープリアンプ)
・Power plant
他、エフェクトペダル、ターンテーブルとDJ用ミキサー、レコード、アコースティックギター、ベース、ケーブル等のオーディオ機器を含め多数。
財力が半端ないのかドル高の影響で安く仕入れることが出来るのか(或いはその両方か)は分かりませんが、これだけの魅力的な機材に囲まれるのはうらやましい…(欲しい!)

Jungleおじの機材レポート感想

 以前、私は実機のサンプラーで曲づくりをしていました。その後DAWに完全に移行しすべてをSoftwareで行うようになりました。最近はオーディオインターフェースやモニタースピーカーを含め殆どの機材を手放し、モニターヘッドフォンだけで制作をしていました。音楽的ミニマリストになった訳です。しかしその方法は便利で柔軟な選択肢を与えた一方、『味』が無くなったような気がしていました。『深み』と言い換えることも出来るかもしれません。(この方法は自分に適しているのか?)と自問自答していた日々でした。彼らの音楽制作はとても魅力的に映ります。本人たちも楽しんでいるのでその雰囲気が伝わります。最近ではそれもいいなぁ…と思うようになりました。方法は人それぞれで必ずこうあらねばならない、というものはありません。ただ自分の場合はそれが適しているのか?という内的整合性を考えた時、今のままではきっと手を止めてしまうだろうと感じました。彼らのことをレポートするのは、そんな心境を映す鏡なのかもしれません。

習作です。Luke Vibertのブレイクビーツは神過ぎて真似できないので雰囲気を楽しんで頂けたらと。Plug名義のdrum'n'bass for papaは今聴いてもまったく色褪せないどころかより深みが増して聴こえます。オリジネーター達への敬意は止みませぬ…。

Plug名義のMilitary Jazz(動画が削除されるかもしれませんが一応貼っておきます)。心地よい…。ちょっと気分がブチ上がる。

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