【SMB不具合】古いNAS(ネットワークストレージ)や複合機&プリンタが繋がらなくなったときは?
暑いですねぇ…。
みなさんもくれぐれも無理はなさらず、
お体ご自愛ください。
やはりのどが渇いていない状態のうちから
早めの水分補給を心掛けただけで若干疲労
感が違う気がします。
さてさて、今回はWindowsPCでNAS(ネット
ワークストレージ)や複合機、プリンタが急
に通信できなくなる症状についてです。
WindowsUpdateが行われたあとや、その様子
が無くても朝パソコンを起動したら昨日まで
LAN接続できていたNASや複合機などが急に
接続できなくなったといった症状はないでし
ょうか?(Windowsは小さい更新は表向きには
何も表示されず裏で地味に行われていること
があります。)
最近のWindowsUpdateでまたこの症状が増え
ている感じもあり、以前も記事にしましたが
またお困りのかたがいらっしゃるかもと思い
再びこの現象について書こうと思いました。
結論から言えばこの不具合の原因は「SMB1.0」
と呼ばれる通信プログラム(プロトコル)が
オフになるからです。
※↓Windowsの機能ウィンドウでSMB適用状況が
確認可能
なので解決方法としては再びオンするだけ
です。
オンする方法については↓こちらをご参照
下さい。
https://www.iodata.jp/pdf/win10_smb1.pd
その他にもこれらネットワークデバイス系で
突然接続できなくなったなどの症状の原因が
同様にWindowsアップデートでSMB1.0がオフ
されたことが原因であるケースであったりし
ます。
ただし、1点注意点としてセキュリティ面では
脆弱性とともに注意喚起がアナウンスされて
おり、そのためにマイクロソフト側も基本的
にはオフすることをデフォルト(基本設定値)と
している様子です。
(とはいえ何も表示せず勝手にUpdateで設定値
を変えるのはいかがなものかと…)
ですので、SMB1.0をオン状態にすることにつ
いてはそのリスクを認識のうえ自己責任のうえ
でご判断ください。
ちなみに最近のSMB対応ネットワーク機器は
SMB2.0以上で稼働し、SMB1.0を必要としま
せん。
不安を感じる場合は機器の機種変更など
で対応されることもおススメです。
ではでは。