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「多い」は「おいい」

トップの画像は、ファミコン世代の
「ふっかつのじゅもん」のパスワード

では、勿論ない。

これを、さらりと読むことができる人は
生粋の広島人だろう。



広島弁に纏わりつくノスタルジー

広島に住みはじめてからなんとなく
気になっていた方言について、
Threadsで呟いてみた。

広島弁の不思議。
「多い」のことを、完全に
「おいい」と言っている。

因みに
「小さい」は
「ちさい」。

「い」が増えたり、減ったりだ。

https://www.threads.net/@toshokukan2.0/post/DCebRRgSvRL?xmt=AQGza1WxjcHFm0nc05LB76QaOLn0OJSQSCvmNPPGomP6sQ

ありがたいことに、たくさんの人から反応をいただいたので、いくつか抜粋。

  • 本当ですね…!なんの不思議にも思ってなかった!

  • ほんまじゃ。おいいだ。

  • おいい、より多いのは、おおいい、と言う。

  • おおい、とも言うが、えっと、も言う。

  • ようけ、とも言う。

  • 小さいは、「こまい」とも。

  • 小さいは、ちまい、またはちんまいとも。

  • 「ちぃと」とか。うちの父は「ちぃとべくそ」って言ったりします。

  • 『えっとは要らんけぇ、ちいとでええけぇ』

  • 『この服はあたしにはこまいわ、なんぼうちがちさい言うても』

  • 『おいいけえ、ちいと減らしてえや〜 』

  • 『こまいお茶碗じゃけえ、よおけは入らんね〜』

いろんなご意見、出るわ出るわ。
コメントの多くは35歳から55歳くらいの男女から。

こんなに反応する方がいることにびっくりしたんだけど、
多くの方が一旦頭の中で、
その方言を使っているところを想像しているみたい。

その時の情景だったり、気持ちだったり。
そして、そこには必ず郷愁が纏わりついて一緒に出てくる。

あの時の、おじいちゃんの言葉。
幼い時の両親との会話。
学校の先生の言い回し。などなど。

標準語では、到底想起しなかったであろう、
郷愁まみれの言葉の数々。
方言には、きっと何か人の琴線に触れる力があるんだろう。

と、自身のsnsの投稿とその反応から分かった、
言葉の力に心躍るのは私だけでしょうか。

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