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ブレストのプロに教わったアイデア発想法⑤出てきたアイデアがつまらないぞ?というときの手法

こんにちは。たちばんなです。

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前回に引き続き、アイデア発想のプロ・石井力重さんという方に教わったアイデアの発想法をできる限り短く、わかりやすくまとめます。

なお、私なりに解釈した部分などが含まれます。ご了承ください。


今回は、「出てきたアイデアがつまらないぞ?というときの手法」です。


構想中のアイデアに「楽しさ」を加えたいときの、HUMA(Happy Unique Moving Approach)

考えているアイデアが「なんかつまんないなあ」というとき。

考えている製品やサービスなどの、利用者の体験を考えます。HUMA
とは、

「以下の中で、今考えている案にない要素を、ねじ込もうとしてみましょう
より良い案になるかもよ?」

というものです。ねじ込みたいのは、幸せ、楽しさ、感動の3つです。

幸せの因子

1.やってみよう!因子
利用者が、自分の強みを活かせている、社会の役に立っている、成長していると感じられるか。

2.ありがとう!因子
利用者が、人を喜ばせたり、人に親切にしている実感を持てるか。逆に、自分を大事にしてくれる人がいる、と感じられるか。

3.なんとかなる!因子
友人との良い関係を維持できると思えるか、楽観的でいられるか。

4.あなたらしく!因子
信念を持ち自分と他人を比べずに生きられるか、他人や環境のせいにせず今の自分を満喫できるか。


楽しさの要素

ゲームにありがちな要素です。とりあえず以下の16個。

救う、 逃げる、解く、作る、狩る、戦う、騒ぐ、壊す、騙す、売買する、交渉する、命令する、導く、習う、探索する、競争する


感動の要素

Sense-五感で感じて感動
美味しそう!(味覚)いい香りがしていそう!(嗅覚)

Think-頭で考えて「知見の拡大」に感動
こういうことか!(理解、発見)ここに何かあるのでは?(期待)

Act-動きや変化による「体験の拡大」への感動
上達・進歩したな!達成感ある!運命の遭遇だ!

Relate-人や物へのつながりに基づく「関係性の拡大」への感動
つながり・一体感・親近感、愛着や優しさを感じる、尊敬する、認められた気持ちになる


HUMAについては、Utrecht School of the Artsら や、こちらの本を参考にしているようです。孫引きで、すみません。


以上、出てきたアイデアがつまらないぞ?というときの手法を紹介しました。


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