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初MRIからの学び「不安はあって当然、抑え込むな」

こんにちは!

先日脳のMRIを初体験してきた橘奈緒美です。

MRIって、パニック障害や閉所恐怖症の方には本当にハードル高いですよね。


今回はまた改めて不安との向き合い方を考えさせられる経験になりました。

もしも腫瘍ができてたら手術か放射線治療の可能性もあり、この一週間ほどはかなり不安だったので、よくパニック発作が出なかったなと自分でもちょっと驚いています。

とはいえ結果的には検査も無事乗り切り、診断も「異常なし」ということで、昨日は数日ぶりにちゃんと眠ることができました!

チョコレートムースラテで緊張緩和作戦

昼間は仕事をしているとかなり気がまぎれますが、夜はやっぱり不安になってしまう。
でもまだ詳細もわからないのに誰かに話すのもなぁ、と思ったりしていました。

ふと気を抜くと不安にのまれそうになるので、ルーティンのヨガや瞑想以外にも、呼吸法をやる回数を増やしたり、温かい飲み物を飲みながら英単語眺めたり(記憶には定着しないけど)していました。

結局、ありがたいことに検査も無事に乗り切ることができ、3日後には検査結果を受け取り、「大丈夫ですよ」と言っていただけました。

診察では冷静に話を聞いていましたが、もう本当に一気に力が抜けますね。

気持ちを抑え込むことが得意な私もさすがに無理だった

私はあらゆる感情の抑圧を得意としてきたのですが、ここまでくるとさすがに抑え込みも効かなくなるんですよね。

大体病気になってもいつも思考で「この病気の確率は◯%だし」とか、「子どもの頃から大腸がんとか子宮筋腫とか色々疑われて怖い思いしたけど大丈夫だったし!」とか考えて、無理やり不安を抑えてきたんですよね。

エグいパワハラにあったときも、恋愛でかなり酷い別れ方をしたときも、帯状疱疹が痛くて包帯巻いてても「こんなんで休むなんて甘えだ」といつも変わらず通常運転してきたんですね。

心が辛いときも身体が辛いときも、あまり自分の不安や痛みをそのまま受け止めてあげられなかった。

だからパニック障害にもなったんだと思うんです。

でも今回は、もう力技で抑え込むのは無理そうだわ、と早々に開き直ってしまいました。

「怖いよね!そりゃ怖いよ!」
「大丈夫かどうかなんてわかんないもん」
「後遺症が残ったら働けなくなるのかな」
「私がいなくなっても誰も困らないけど、それはそれでこの人生何だったんだろってなっちゃいそうだよね」
「あんなに悩んだ事とか、今となってはクソくだらないね!あー、何してたんだろ私」

と、自分の不安や後悔を全部「あって当然のもの」として認められるようになっただけでも、力づくで抑え込んでいたときより多少は自分に優しくできたかなと思います。

不安や悩みを作り出しては乗り越えるということの繰り返しをしないために

不安がなく安心して健康でいられることって本当に尊いのに、日常がちょっと凡庸だとお金が足りないとか、誰かや何かが許せないとか、この働き方は嫌だとか、パートナーがいないとか、目の下のたるみが気になるとか、白髪増えてるとか、どんどん悩みを作り出す。

こういうこともバカバカしいなと思ったり。
(そのときはめちゃくちゃ真剣なんだけど!)

だって本気出したらお金は稼げるだろうし、人に怒ってても何も得しないし、辛い時そばにいてくれないパートナーはいらないし、老化は魅力もセットで増えるってイタリアのおじいちゃん言ってたし…

なのに悩み続けて、どうしようもないと思うような事が起こるまで悩みを現実化させ続けることもできてしまうという…ある意味ものすごくパワフルだなぁとも思います。

そして終わったことに執着してたり、今この瞬間を大事にできていない状態が続いたとき、特大ビンタをくらって目を覚ませ!と言われてるような気もして。

今回はたまたまセーフだったけど、もしまた不安な事が起きた時、後悔しないようにしたいと強く強く思った次第です。

自分がコントロールできないことで悩む時間と無駄な労力は、極力避けたいですよね。

いつか幸せになるんじゃなく、今からでも自分の幸せ〜!安心〜!好き〜!と感じる瞬間の濃度を上げて行くしかない、と改めて決意したのでした。

そうすることで余計な悩みや不安を生むことが減り、身体的にも精神的にもより健康になって行きたいと思います。

今回は、脳検査からの「不安は抑え込まず、あると認めて、不安がっても良いからいざという時のために今を楽しめ!」という学びについて書きました。

体調を崩しやすい季節の変わり目、みなさんも健康に気をつけつつ、自分の気持ちを大切に過ごしてくださいね!

読んでいただき、ありがとうございました!


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