【バイの風俗嬢日記】若年性アルツハイマーを記録した『明日の記憶』を読みました
こんにちは。
風俗嬢の仕事にだいぶ慣れた今日この頃です。
待機時間が発生せず提出したシフトは、予約でパンパンに埋まる!というのが、理想ですが、暇な時は恐ろしく暇です 笑
ありがたいことにお客様が立て続けにいらっしゃって、お昼休憩を取る暇もない時もありますが、待機時間は発生してしまうもの。
待機時間を有効活用しようと思い、最近は読書に耽るようになりました。
元々読書は大好きでしたが、営業マン時代はビジネス書を読むことが多く、小説は買ったは良いものの本棚のディスプレイになってました 笑
今日読み終えた本はこちら!
萩原浩さんが書いた『明日の記憶』
渡辺謙さんが主演を務め、映画化されていたのでご存知の方も多いかと思います。
50歳になったばかりの主人公が若年性アルツハイマーになり、変化していく自分と日常を綴った話です。
主人公視点から描かれており、主人公の人間性あふれる性格や、献身的な妻の深い愛情、家族や仕事とのかかわりが丁寧に描かれています。
アルツハイマーの知識は全くありませんでしたが、どのような病気で周りの人はどう対処したら良いのか学べました。
アルツハイマーの患者がどのように物事を感じるのか、小説の世界に引き込まれる形で体感することができ、読み応えのある一冊です。
自分の家族にも自分自身にも、もしかしたらなるかもしれない病気。
もし、そうなった時に自分にできること、
例えば経済的な安定を築いておこう、とか、もっと勉強しておこう、や、早く親孝行しよう、など色々考えさせられました。
お家時間が増えた今、家族と過ごす時間まで増えた方は多いのではないかと思います。
ぜひ、おすすめの一冊です。