第35歩 膝
膝は、運動をする上で重要な役割を担う。
跳び箱を飛んだ後の着地では、膝を曲げて、着地の衝撃を和らげることができる。
一方で、膝は可動する角度が限られる
(ピッチ角にしか曲がらず、ロール角やヨー角には曲がらない)
そのため膝は、可動しない方向からの力に弱く。
外部から、膝が可動しない方向の力を受けた場合には、
股関節や足首の関節を使って、その力を和らげることができる。
これにより、膝が怪我するリスクを低減できる。
準備運動の際に、
膝が可動しないロール角やヨー角の動きを、
股関節で、足首で行い、
体に記憶しておくと、
膝を怪我するリスクを低減できる。
膝を守るために、
股関節や足首の準備運動を是非行ってもらいたい。