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平成はいい時代だったのか
でかいタイトルだなあと思いながら、最近思っていたことについて書いてみる。
私は平成2年生まれで、平成と共に成長し、平成と共に退化したと言っても過言ではない。
なぜ「平成はいい時代だったのか」と思ったかというと、平成の懐かしいものをたくさん見かけたからだ。たとえば、ゲームボーイ。
ゲームボーイの背中に四角いアレを入れて、ピローンという音と共にゲームが始まる、あの感じ。ええやんええやん。ふと、そう思ったのだ。
ミニ四駆、ビーダマン、たまごっち、デジモン、ポケモンスナップ、ハイパーヨーヨー、ジターリング、遊戯王カード、覇王体系リューナイト。一部筆者の好みが混ざってはいるが、手で触れられるエンタメとして、とんでもないメンバーが揃いすぎじゃないか、平成。
私はベイブレードの頃にはもうおもちゃ童貞を卒業していたのでそれだけは断りを入れておくが、それにしたって面白いもの多くない?
遊戯王カードの袋をペタペタ折ると、レアカードは曲り方が違う、とか。なんかそんなのあったな〜とか。中村名人いたなあとか。そんなことばっか思い出す。
私はこっそり昭和への憧れが常にあったから、平成なんて、、という負けた感が常にあった。昭和というより、60年代、70年代、80年代と、年代によってカルチャーのビッグイベントがありすぎるため、いい時代だなあと思いを馳せていたのだ。
しかし改めて平成のロイヤルストレートフラッシュを並べてみると、楽しすぎるじゃん、平成。そんな風に思い始めた。これがノスタルジーか。
結論から言うと、平成はきっといい時代だった。いや、いい時代ではなかったかもしれないが、私にとってはいい時代だった。きっと令和2年に生まれた未来の私は、「令和はいい時代だった」と言うだろう。それくらい子供の頃に触れた「輝かしい何か」を含んだ時代は、いいものだったように思えるのだろう。
「今の子達は」とかは口が裂けて首の後ろで繋がっても言わないが、モノで遊べたあの平成の玩具たちに出会えてよかった。
平成に乾杯。