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はじめに Nobさんのこと

はじめまして。SSと申します。

ヒコーキが好きで航空自衛隊入間(いるま)基地の航空祭をいつも楽しみにしています。私はあまりカメラで撮らずに見ている変わり者なのですが、周りの皆さんのカッコイイヒコーキ写真や動画をSNSでチェックするのを楽しみに日々過ごしています。

ここ数年コロナ禍がありオリンピックがあり能登半島地震があり…しばらく諸事情も重なりやや非日常な感がありましたが、今年の11月の航空祭は久しぶりの通常開催でのお祭りになりそうですね。祈念!秋の青空!楽しみにしております。

このnoteは外柵に伝わる伝説…愛称Nob(ノブ)さん…下田信夫画伯(1949-2018)に関連する出来事を文章に残そうと試みるものです。

知らない人も「類は友を呼ぶ」は本当だった話として読んでみて頂けると幸いです。

Nobさんは航空機を得意とするイラストレーターで、ヒコーキ好きの間では大変有名な方です。絵を描くだけでなく陰に日向に航空業界の、その周辺の、たくさんのヒコーキ野郎たちを支えました。

私は子供の頃から学生時代に至るまで周りの大人から、友達から、先輩から…「Nobさん知らないの??」と何度も言われました。

どうもその人たちから見ると、私は興味の方向性や質問する内容がNobさんを思わせるところがあるようなのです。「Nobさんみたいな子」と言われていました。(Nobさんの描く絵が可愛いので私に勧めやすかったというのももちろんあると思います。)

そんな訳なのですが私はそれまで航空雑誌を買うでもなくカメラも模型もあまりやらず…なのに随分数奇な運命でNobさんに巡り巡って出会いましたね何それNobさん師匠?という話をします。(あまりに稀有なので私は困ってこれを「類は友を呼ぶ」と表現しています。)

と言っても最後に書きたいのは生まれる前1972年のNobさんの話なのですけれど。そこは私が子供の頃から大人たちの間で「お前分かるか?」とヒコーキ好きの試金石になってしまっていた伝説なので。

私は文筆も絵も職業にせず無名のいち一般人です。拙い文章にはなりますが、これを読んで頂ける方にはどうか入間の大空のような広い心でその拙さも読み飛ばして頂きたいと思います。

Nobさんについては2018年逝去後の今も遺された画稿の作品集や著作のものが出版、再販されていますので、あまりご存じなくてもご興味持たれた方は是非チェックしてみてください。詳しくない人も詳しい人も見やすいのがNobさんの画風、作風だと感じています

外柵で知っている人もいる話ですが、トータルで俯瞰するにはやはり分量も密度も語りきれず都度部分的になってしまいますので、こうしてnoteで誰でも見られる形にしてみます。知っている方は是非皆さんで一読してみてください。もちろん知らない方も(変わった人いるなあ…)位の軽い気持ちで読んでみて頂けると嬉しいです。広く読んで頂けますように。

伝えるって難しいですね。硬い文章にしてみたり柔らかい文章にしてみたり今七転八倒しています。

次の「Nobさんみたいな子」が既にいるかもしれません。

彼、彼女らに未来を渡せますように。




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