地元秋田県大館市で叶えるサステナブルな暮らしとコミュニティの構築〜空き家活用シェアハウス〜
前回の記事で書いたように、私は地元大館へのUターンという新たなスタートを切る決断をしました。このUターン計画において、新しい住居選びにもこだわりたいと考えています。なぜなら、Uターン者や移住者が大館で理想の暮らしを実現することが、次の移住者から大館を選んでもらうために非常に重要だと考えているためです。
そして、私の新しい住居の選択は、空き家活用のシェアハウスです。この選択には、以下のような理由があります。
サステナブルな暮らしとシェアリングエコノミーの実践
私が空き家活用シェアハウスを選択した理由は、古民家ならではのノスタルジックな空間が好きなことに加え、サステナブルなシェアリングエコノミーに基づく生活を実践するチャンスだと考えたからです。私が住みたいシェアハウスは、単に居住空間を共有する以上のもの。それは、地域社会の空き家問題に対処し、持続可能な暮らしのモデルを提案するチャレンジなのです。
空き家をシェアハウスとして生活の場に再生させることで、地域の課題に対して実践的な解決策を提供しつつ、歴史ある建物に地域活性化の付加価値をつけるものになります。さらに、地域資源の有効活用により廃棄を最小限に抑えることで環境に配慮した選択となります。
シェアハウスでの生活は、シェアリングエコノミーの理念を体現しています。所有から共有へのシフトにより日々の生活において必要とする物資の見直しを促し、物質的な所有を超えた価値を大切にしていきたいと考えています。人とのつながり、共同での学びや成長、地域社会への貢献は、最も重要な資産です。このような共有と協働の精神は、私が目指す持続可能で充実した生活の基盤となっていくと思っています。
地域おこし協力隊としてコミュニティハブの創出
なんといっても今回入居予定のシェアハウスには運命を感じています!笑
私は地域おこし協力隊としてUターンする予定なのですが、なんとこのシェアハウスのオーナーさんは大館の地域おこし協力隊OB。現在は地域の空き家活用に取り組んでいらっしゃいます。
この空き家活用シェアハウスは、移住者の定住促進や孤立防止と言う役割も果たせるんじゃないかと考えています。まず、地方移住に興味や憧れがあっても、様々な要因でハードルが高いことも事実です。特に、既に出来上がっている地域のコミュニティーに飛び込むというのは非常に心理的なハードルが高いものだと理解しています。そのハードルの高さはUターン者の私でも感じています。
そのハードルを下げ、移住者を温かく受け入れるためのシェアハウスにしたい。そして移住後のコミュニテイ形成の一助となることで、地域に貢献したい。私はこのシェアハウスの住人第一号として、そんな思いも持っています。
ミニマリズムを通じた人生の質の向上
また、今後の人生をより豊かなものにするために、今回の引っ越しで思い切った断捨離をしています。Uターン後はできるだけミニマリズムな生活を実践することで、自分の価値観を研ぎ澄まし、本当に価値のあるもの、つまり人生を豊かにする活動や関係性に焦点を当てていきたいと考えています。
シェアハウスでの生活は、程よくミニマリズムな生活を体現する理想的な場だと考えています。共有されたリソースと空間は、必要最低限の所有で生活をすることを可能にし、余計な情報や物質的な欲望から自らを解放することで、本当にやりたいこと、例えばコミュニティとの繋がりを深めることや、地域おこし協力隊の活動に集中できるんじゃないかと考えています。ミニマリズムを通じて自分自身と向き合い、地域社会への貢献を通じて人生を豊かにすることを目指しています。
とはいえ、契約も引っ越しもこれからなので色々と気が早い内容になってしまいましたが(笑)、空き家活用シェアハウスでの生活が私にとって何を意味するのか、そしてそれがどのように私の人生と地域社会にプラスの影響を与えていけるかについて、今後も発信していきたいと思います。また読みに来てもらえると嬉しいです😊