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人は仮面を付け替える
こんにちは、tac/ticです。
表の顔と裏の顔、なんて言われる様に、私たちは「場面毎に仮面を付け替えて」います。
今日はそんなお話。
表?裏?
表とか裏とかよく言われますが、人は場面やシーンによってキャラクターが変わります。
家での自分。
職場での自分。
友達といるときの自分。
恋人といるときの自分。
同僚といるときの自分。
上司といるときの自分。
後輩といるときの自分。
取引先相手といる自分。
上げ続けたらキリのない程に、仮面を付け替え、キャラクターを演じ、顔を変えています。
意識的にも、無意識的にも、大なり小なり相手に合わせ、見せたい自分を見せようとしているのです。
冒頭で、表と裏の顔、という表現をしましたが、そんな二択ではありません。
十数種の場面に応じた、その数だけの仮面が存在し、仮面の数だけ私たちのキャラクターは存在します。
本当の自分なんていない
よく「素の自分が出せない」や「本当の自分ではない」という言葉を耳にしますが、これは誤りです。
普段の自分なんてものは存在しません。
本当の自分なんていません。
緊張して言葉が出てこなかったり、家では明るいのに初対面だと無口になってしまったり、適当なはずなのにかしこまってみたり…。
「こんなはずじゃない」と思う場面は幾つもあるでしょう。
が、
緊張も明朗も無口も適当も丁寧も、全て包括して自分なのです。
その場面毎に仮面を創り出し、仮面を付け替えているのは、まぎれもなく自分自身です。
いついかなる時も、あなたの歴史から創造された、須くあなた自身のキャラクターに他なりません。
全ては手札
と、ここまで残酷なまでの否定をしてきました。
ですが、色々と言いたい気持ちを抑え、これを一旦飲み込んでみてください。
今まで、「こんなの自分じゃない」と自己否定していたキャラクターも、不意なものではなく、自分が創り出した仮面だと受け入れてしまう。
手持ちのカードとして、場面を選定し有効に使う。
これも自分の一部なんだと許してあげる。
この受容こそが、自己理解の一歩であり、人生を闘い抜く戦術でもあります。
自分の仮面を理解し受容し手札に持つ。
使えるカードはとことん使い倒せば良いのです。
必要ないカード、使いづらいカードはポーカーよろしく、交換してあげましょう。
この場面で使うべきカードはこれではない。そう思えて初めてカードの交換・仮面の改変が行えます。
自分自身の全てを受容し、適切に変化させていく。
仮面を付け替えるのは当然、キャラクター(手札)が多いほどにたくさんの戦術を扱える。
あなたのその仮面はあなただけのものです。
受け入れ上手に使うも、否定し目を背け自分探しの大海原に旅するも、自分次第。
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