15.論文式試験に向けての学習法③(立原さんver.)
「論文式試験の学習方法」part3です!
前回のお話↓
・租税法
租税法で一番重要なことは、正確な知識を確実に暗記することです。
曖昧な知識では解いている最中に不安になり、時間がなくなってしまいます。
また、出題実績がはっきりとしており、おろそかにしてはならない論点が明確になっています。
そのため、論点ごとに強弱をつけて確実に覚えるようにすることが大事になります。
人によってどこまで手を広げるかがバラバラになると思うので、自分がやると決めた範囲はしっかりと覚えきることが良いと思います。
理論について企業法の条文番号の箇所で指摘した点と同じです。
消費税法については目次が少し見にくくなっているので、必要な番号は覚えていくことが対策上良いかと思います。
・選択科目(経営学)
経営学の計算において直前期に重要なことは、むやみに数式に深入りしないことです。
公式の証明などは理解にはつながりますが、この直前期にやることではないと思います。
よく分からなくても、公式を利用して解答を導き出すことができていたらそれで十分です。
ひとまず、解答を出すということに重きを置いて進めていただくことが良いと考えています。
復習の中心はテキストや答練よりも問題集を利用していました。
問題集については、レベル2の問題についてもなるべく解けるようになることが理想だと思っています。
理論については単語を正確に覚えていくことが重要になります。
どんなに内容が分かっていて理解していても、解答でその語句を出せなければ意味がありません。
私は寝る前に必ず5個単語を覚えてから寝るということを行っていました。
その時には、なるべくその語句の意味もキーワードベースで良いので覚えるようにも努力していました。
編集部山口より
論文式試験対策 3部作(立原さんver.)がこれにて終了です。
参考になりましたでしょうか。
次回は清水さんver.の論文式対策を数回に分けてお伝えしていきます!