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21.大学生活との両立方法

2026年合格目標コースは財務会計入門がスタートし、水道橋校では6/17(月)から「基礎マスター講義」が始まりますので、皆さんが迷う「大学生活と会計士試験との両立」について立原さんに伺いました。

入門時期の学習方法はこちらを↓


大学と会計士試験との両立について


今回は大学と会計士試験との両立についてです。

合格してからお会いする方の半分以上が大学生だと感じるほど、大学生の受験者が増えているように思います。そんな私も大学生で合格したため、その体験談をお伝えしようと思います。

まず、大学生との両立についてはどのレベルを両立というのかによって可能かどうか変わっていくように思っています。

もし、「授業に完璧に出席し分からない箇所を無くし万全の状態で単位を取得すること」を両立というのであれば、私は出来ていません。

ただ、単に単位を取得することを両立というのであれば、問題なくできています。

会計士試験はかなり厳しい道のりであると思うので、上手い塩梅で両者の力の入れどころを調整していくことが重要だと考えています。

例えば、短答式直前の秋学期や論文式直前の春学期は少し履修単位を減らしたりしていました

また、大学生であれば同じ大学に通っている会計士を目指している人がいるコミュニティに参加することも重要だと思います。

私も大学内の会計士を目指すコミュニティに参加しています、そこで履修の相談などを行っていました。


ゼミやサークルとの両立


次に、ゼミやサークルですが、私はいずれも参加していませんでした。

サークルについては、大学入学時はまだコロナ禍だったため新歓などに参加できず入る機会を逃してしまい、そのまま入らないままでした。

ゼミについては会計関連のものに入るか迷いましたが、まずは試験に合格することを第1目標としていたので先送りにすることにしました。

ただ、これらについても入りながら合格している友人もいました

そのため、結局はゼミやサークル仲間との距離を適切に保ち、会計士試験の勉強に十分な時間や労力を注げるかが大事になると考えています。


アルバイトとの両立

アルバイトは短答式試験の10ヶ月くらい前まではガッツリやっていました。

ただ、それ以降は少し減らし短答式試験半年前には辞めました

シフトの量を適切に調整すれば、時間的にはアルバイトをしていても問題はないと思います。

ただ、アルバイトをしていると疲れてしまうと思うので自分の体力や金銭的な状況と相談しながら進めていくことが良いのかなと思います。



編集部山口より

大学・社会人生活との両立は非常に悩ましいところです。

他の両立方法の一つとして、会計士に関連する科目を履修して相乗効果を目指すというやり方もありますね。
・経営学
・租税法
・簿記
・財務会計論
・管理会計論
・原価計算論
等々は会計士試験と非常に関連が強いためオススメです。
商学部や経営学部、経済学部の方などは親和性があるので学習しやすいと思います。

私が大学生の時は、高校や大学によっては「簿記部」や「経理研究所」などがあると聞き、会計系の資格を目指す方にとってはありがたい仕組みが整っているなあ、とぼんやりと思っていました。

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