はじめまして。「たぶん、加工。」です。
はじめまして。「たぶん、加工。」です。
団体名なのに「たぶん」だなんて、ちょっと変わった名前ですよね。
今回はnoteを始めるにあたって自己紹介をしたいと思います。
少しばかりお付き合いくださいませ!
1.「たぶん、加工。」とは
私たちは、庵治石の加工職人たちがパーティーを組んで生まれた石の加工アーティスト集団です。
自分で「アーティスト集団」なんて名乗るの、ちょっと恥ずかしいですね……。
アーティスト集団というか、イメージは戦隊ヒーローに近いんですけれども。
こんな感じ。
アートやプロダクト、グルメ、ファッションなどありとあらゆるジャンルとコラボして、加工の力で世の中を面白くする。そんな団体です。
2.石工について。そして、「たぶん、加工。」の成り立ち
とは言っても私たちの本業、実は墓石の加工・販売なんです。
普段作ってるのはこんなやつ。
特殊なのは、加工する石そのものとその加工技術。これについて少し詳しくお話しさせてください。
斑と呼ばれる美しい模様と水晶と同程度の硬度を誇りながら、採掘時の傷が多く、希少で加工が難しいとされる日本最高峰の銘石・庵治石。私たちはこの庵治石を加工することを生業とする、いわゆる”石工”と呼ばれる職人です。
石工とは、石でものを作る”石大工”を語源に持つ日本の伝統的な職業のひとつ。
その歴史は古く、古代寺院の礎石や基壇にはじまり、石仏などの仏教・仏事に関わるものも多く手掛けていたと言われています。そのことから、石工はかつて地位の高い職であったと推測されています。
しかし今、庵治石の石工職人が集う香川県牟礼・庵治町では、墓石需要の減少を受けて職人たちがどんどん姿を消していっています。
私たちはそんな現代にあって、かねてからこの地を支えてきた地場産業である石材加工の技術を継承していくために立ち上がりました。
庵治石の加工は他の石と比較しても非常に難しいとされていて、それゆえにその名を日本全土にとどろかせてきました。
この繊細な技術を様々なものとコラボさせて、現代社会にフィットした新しい価値と感動を生み出す。そうすることで「石工の加工技術の価値」を広め、この技術を後世にまで残していきたい。
これが私たち「たぶん、加工。」の成り立ちです。
3.やっていること
じゃあ実際どんなことをやっているのかというと、
こんな感じ。
イベントで日本を代表するクリエイターさんとコラボしたり、「たぶん、加工。」オリジナルの製品を作ったりしています。
ちなみに今年も職人フェス「SANUKI ReMIX」への参加が決まっているので、それについても今後noteで投稿していきますね!
4.まとめ
このnoteでは、こんな風に日々イベントや新しい製作に挑戦する私たちの活動の様子を投稿していこうと思います。
既にあるものでも、組み合わせひとつ、アイデアひとつで新しい価値に生まれ変わる。私たちの目的は、「加工の力」でそれを形にして価値を生み出すこと。そしてその先に感動のムーブメントを巻き起こすことです。
というわけで、「たぶん、加工。」noteはじめます。
これからどうぞよろしくお願いします!
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