結局成果を出せない時期の試行錯誤がマネできない強みになる。
いま教材作成の仕事を主にやっているんですが、
整体の方とか、ものを売る方だったりとか、日本の伝統技術の後継者作りに関する教材だったりとかいろんな分野の方と関わったりします。
で、大企業に就職したほうが勝ち組だよね、とか、収入が高くなるための資格や大企業相手に仕事すすめたほうが、収益はあがるよね、とか思った時期ももちろんあったのですが。
結局、万年からだが不調で自分が整体にある程度詳しいから、どういうポイントで教えたいかある程度わかるし、
海外雑貨を売ることもやったり、広げようとしてたことがあるから(でも自分には合わない、好きじゃないけど)どういうところに困るのかわからないのかがわかるし
日本語教師を一番最初にやりはじめたのが、
日本のいい知見、技術って、紡いでいくべきだって、思って日本人が真剣に残さないなら海外の人にでも!
って思ったところからだし
やっている最中は何十年?も(20年以上も)想いはあれど、
何に繋がっていくのかわからなかったし、それぞれで仕事はできても、大きくひとつに絞れないことに無力感を感じたりもしてたけど
ここ最近は、その20年の試行錯誤、今から真似できる人いないだろうな、
一分野ならともかく、変に違う分野が入り組んでいるとさらに真似しづらいだろうな、
と思ったとき、それって結構な強みだな、と感じてきました。
教材のお仕事と出会ったのだって、自分がやっているこども向け塾のオリジナルノウハウを纏めたくて、知らないなりに教材作りにあくせくしてたら縁があって。
結局、積み重ねた知見は伝統技術と同じく、奪えないし、属人的なものだから、これからは
あくせく、試行錯誤
に焦りを感じず、真似できない部分積み重ねてるなーっていう楽観的なスタンスでいこう、と思っています。