卓球哲学者 星名勇太
twitterでは収まらない、卓球に関する僕の考えを書いていきます。
=卓球×(数学+歴史+哲学)
インターハイ出場→早稲田大学卓球部→お笑い芸人→現在:卓球コーチ【吉祥寺卓球倶楽部&コナミ西葛西】。
卓球歴23年。
バック粒カットマン。
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強い選手は、特別なことをやっているのではなく、普通のことをちょっと工夫してやっているだけです。│世阿弥の『風姿花伝』を卓球にフル活用しよう!⑦(終)
花伝第七 別紙口伝 そもそも因果とて 我々一般人からすると、プロの卓球選手は特別なことをやっているように見えます。 すごく難しい強打をやっているように見えます。 だから、我々一般人も、勝つためには難しいことをやらなきゃいけないように感じます。 しかし、実際にプロの卓球選手がやっているのは、主に「普通のこと」です。 強打をしているのは、態勢がしっかり作れているときだけです。 チャンスボールに対して、しっかりと攻撃の態勢が作れているから、強打ができるわけです。 ドラ
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「攻守のバランスを取る」とは、「攻めと守りを常に半々にする」ということではありません。│タレブの『反脆弱性』を卓球にフル活用しよう!⑫
第5部 あれも非線形、これも非線形 第16章 1個の大石と1000個の小石の違いについて 多は異なりスケーリングの性質について 卓球は、攻守のバランスが大切です。 常にドライブを打とうとする人は、安定して勝つことはできません。 甘いボールをなかなかくれない人に対して、打ちミスを連発してしまうからです。 常に守ろうとする人も、安定して勝つことはできません。 ドライブがよく入ってくる人に対して、攻めきられてしまうからです。 なので、攻めと守りを使い分けることが必要にな