1.introduction(序論)→導入
1年間Mさんとつづけた心理面接は幻聴に対応するMさん世界を感じて思うところを本人が話している。STORYは病気をなおす話を話しているけど聞いて欲しい所はMさんを応援する話で心理士としてあなたの事を理解しているよという言葉を大切にしたい。
病状は回復して改善されました。幻聴による苦しみは恋心の様に見える会話を続けたいという欲望と世界を作りたいという創造性に想いが移っていった。Mさんと会話をしたいという想いを実現するのは今は難しい、ノンフィクションを書く創作活動は今も続けている。
デイケアに参加すれば病状は安定して頭の中がおかしくなる事はなくなった。デイケア職員の皆様には感謝しかありません。主治医であるA先生にはいつも良くしてもらっている。バスの送迎をしてくれる運転手さんや受付の事務員さん、デイケア・デイナイトケアを守っているIKチーフにもありがとうを伝えたい。
iri はじまりの日を聞いた時の頭の中。
今の自分の姿をみて自分の力って
たいしたものじゃない
つまらないくらい小さいものであるってきずいて
でもあなたの事信じてあげてきっとできるよ
23年たって望みを叶えたけど本人の想いより
周囲に助けてもらった事ありがとうと感謝して
竹内ゆうこさんがなくなったよ
本当かどうかわからないけど救うことができなかった
ちゃんと反省してよ
もう2度とこんな想いしたくない。
どんな事があなたの進む想いになるかわからない
自分を過信しないで周囲に感謝して
自分の力を信じて自分の力が小さい事に気付いて
今の状況をみれば今を生きるエネルギー
どこからくるかわからない。
2.病気をなおす話
病気僕の場合幻聴。けたたましくて難しくて大変。どうしようかと思う。僕としては静かになってほしい。聞こえなくなったら正常に戻ったきがする。幻聴苦しい時がある。こんなめにあわなくする為にはどうすればよいか?なんでこんなめにあわないといけないのかと思う。どうしようもなくてあきらめないといけないんかと思う。人が嫌いになって人の所にいけなくなった。自分は難しい人だなと思う。本人と人と病気に関わらないでいいと思うと安心する。なんか悲しいですね。
病気を治療しているMさん世界がある。人をまともに扱う。人を大切に扱う、病気対応。人にやさしくする。人をきずかう。声かけするデイケア効果。安心→回復→安定させる。体調ひとりひとりの状態がわかっている。患者の要望を叶える。患者を受け入れる。課題解決。
20才の時大学に編入学しました。高校の時レポートを書くのが好きだったから卒論を書きたいと思った。卒業する為に無理をして病気がひどくなった。映画も好きになった。STORYを作ったりミュージックビデオをみたりする。支えているのは卒論と映画と思う。話す内容を考えたり心の動きをみるのが好き。
相談してからMさんに話を聞いて欲しいと思った。10年前梅を防府天満宮に見にいった。少し咲いていたがまだ肌寒く2分咲きぐらいつぼみも固かった。境内に集まってみんなでゲームをした。ゲームが終わった後食事をしようという事だった。5人ぐらいでトランプをした。Mさんもいてわいわいにぎやかだった。そんな時みんなでなんかにおいが気になるねって話した。ある男性が僕おならしちゃったと言った。みんなで爆笑した。Mさんがあーおかしって言った。なんか楽しくて今も記憶に残っている。
Mさん世界に滞在して受け入れてもらった。私は大切な存在になった。13年間誰にもまともに相手にされなかった。どうでもよくていてもいなくてもいい存在。幻聴にもひどいめにあってどう対応していいかわからなかった。Mさん世界はどうでもいいものを大切な存在として扱ってくれた。私が私を愛する事は大切だと教えてくれた。これはポエムだと思う。
私には自分という意志があります。
私には自分がみる本人がいます。
私には意志と本人がいるわけです。
本人はたいしたことにならない
どうしようもないものです。
意志が本人と生きていくのを嫌がります。
ダメな本人をだれも相手にしようとしない。
私は本人をみてあげたいと思います。
意志と本人を愛したいのです。
本人を受け入れてもらったりまともに扱ってもらうと病気に対する憎しみや苦しみ悲しみが消えて救われたと思う。病気もおさまる様な気がして救われた。本人と病気が救われて苦しみも消えて私は落ちついた気持ちになれた。
3.告白
何度も病気対応に失敗して病院送りになる。今回も体調崩した。助けを求めている。デイケア職員に頼って体を回復して生活を改善しようと思う。病気が苦しくてひどいめを受けている。がまん・しんぼうする。対応に精一杯、存在が危険だと思う。デイケアで自分らしくいられる。ひとりで生きていくのだろう。悲しみ苦しみを見ている。会話がしたくなる。安心したりさせたりする。幻聴が静まるのを待つ。きながにあせらず。苦しみを忘れないでいる普通でいる為に。
心理士です。という言葉があった。昼休みに15分くらい話を聞いています。談話室がある。特別なもの。会話について文章がじょうず違和感がある。感想がうれしかった。質問してもいいですか?と聞くと答えられる事は答えます。職員ですから。友達ではないかもしれないが良い気持ちで話したい。話を聞いて欲しいと伝えた。今、会話をする事が僕の希望になっている。少し先の未来への希望が大きな希望につながっていると信じたい。Mさんと何か会話する事で幸せになっていくと思います。家族、デイケアの人のつながりを大切にしたい。
病気をなおす話の続きに職員さんと僕達の関係性に友達というキーワードが浮かんだので告白という話にした。この頃あいみょんの曲を聞いて応援してもらっていたので映画をとってその世界を大事にしようと思った。満員の・・から始まる文章はあいみょん映画→Mさん世界→愛を知るまではを聞いた時の頭の中と話は続いていく。
満員の会場、ギターを弾いて気持ちよく歌っている。体をゆらし足でリズムをとりながら観客をもりあげる。明るい表情で撮影Dをまっすぐみつめている。ファンの前で初めてこの曲を演奏した。喜んでくれたこれからも精進したい。来年の活躍をちかった。疲労感がある。体がリラックスしている。頭が調子良く回転している。
人をまともに扱う。人を大切に扱う。病気対応。人にやさしくする。人をきずかう。声かけする。デイケア効果。安心→回復→安定→改善させる。体調ひとりひとりの状態がわかっている。患者の要望を叶える。患者を受け入れる。課題解決。何か会話する事で幸せになる。会話をする事が希望になる。談話室。
デイケアで会話をしていても自信がない。社会復帰してもすぐギブアップしそうだ。いつも特別な事をしていたい。平穏でいたいけど幻聴がうるさくて怒ってしまう。現実が悲しくて涙を流す。疲れた毎日へ今は休みたい。希望を叶えてつながりあいたい。ひとりになりたくない。
朝、デイケアROOMで静かにじっとする。窓が開いていて少し肌寒い服装が気になってまだながそででいいなと思う。部屋から見える外の景色が気になる。湖の周辺の緑が森の様だ。森をじっと見る。社会復帰の事を考えているのだろうか?見る世界が移ってゆく。会話の内容も変化して心が動いてゆく。
MさんにIさんへ相談しても良いと言われた。病気について。幻聴は他の人には伝わらない。幻聴は自分だけにしか聞こえない。あなただけのもの。病気が存在する。えたいのしれないものがあるのか?戦いよね。強くないと生きられない。
支配されてはダメ。危険。松下さんも以前から変わった。病気がなおっているのかもしれない。脳へのアクセスが多くなっている。薬で調整してやる。社会とつなげてくれる。1日ゆっくりすごす。基本的に何もしないでいる。職員さんに助けてもらって良い状態を作る。
デイケアROOMで静かにじっとする。良い状態になったら活動する。今は会話に力を入れている。病気を治療する事が基本。助けてもらう。家に帰宅してデイケアで会話した事を振り返る。印象に残っている言葉や会話の内容を思い出す。何度も使用した言葉や大切だと思う言葉で今どうしても伝えたい事を伝える。特別なものを作って素晴らしいものにしたい。
4.私
Mさんが告白を読んだ感想に教えてあげないとわからない。僕が病気について教えて欲しいと思ってるけどどうしたらいいか?と聞くと私も言った事をよく覚えていないとおっしゃった。告白の時に話した事は自分が作った話を伝えて反応を確かめている。私とIさんが教えてあげないとわからない。人には伝わらないなど。頭の中の世界にいてでてこれない。
頭の中の話は病気が直ったり告白したりできる。理想的な世界でフィクション、僕はMさん世界を見て現実だと思って描いているけどMさんとIさんは実際に現実の世界がある。
つまり僕が描いた世界はフィクションで実際には現実の世界があると思った。僕はフィクションを現実だと思ってる。僕が見ているMさんは現実のMさんとは違うかもしれないと思った。めんどうをみるMさんからすると僕は子供かもしれない。病気の事がわかるなら教えて欲しい。
R2 12月16日(水)に見学にきてからR3 6月16日(水)まで6ヶ月半年たつ。デイケアに来た時は体調を崩して幻聴もひどくどうしていいかわからなかった。職員さんにやさしく、声かけきずかいしてもらい安心→回復→安定→改善している。
今は会話に取り組んでいる。僕の感覚ではMさん世界を見て生活してきたと思う。世界を通して病気について話した。今はあまりMさんの側からはなれたくない。側にいれたらうれしい。
デイケアを再開するまで13年間、人は恐ろしいと思うようになった。幻聴も恐ろしい。あまり人に近づきたくない。側から離れない事と近づきたくない事は矛盾していると思うかもしれないけど側から離れると幻聴がひどくなる気がして恐い。Mさん世界の一部、心になって安心して落ちついていたい。
最初に希望を感じたのは中学3年の時で自分の将来を考えた時に明るい方向に進んでいる気がした。休み時間にマットの上に横になって自分を見ると少し明るかった。高校生活も進路を考える時、関東での生活が自由だなと思えて希望を感じた。実際には卒業するのに大変だった。病気になるくらい無理をしたかもしれない。
今、会話を取り組んでいる事が楽しい。幼少の頃からしたい事に近いと思う。話を作るのもやりがいを感じるし話を聞いてもらうと伝わっていると確認できる。今、大きな節目を迎えているかもしれない。始まりの予感があるので時間を大切にしたい。
5.cusion A
母がR3 5月10(月)に脳出血で倒れて入院した。幸いにも言葉に障害が残らなかった。母のかわりに家事をする様になって2ヶ月が経過した。母は脳の状態も良好、リハビリ病院に転院、歩ける様にリハビリに励んでいる。私もデイケアに参加して家事と治療を両立している。病気に関心を持って心理面接に取り組んでいる。母が脳出血で倒れてから母の病状で悩んだ時は心理面接をしてもらい何度も相談した。精神的にずいぶん楽になり家事の悩みも話す事ができた。
6.願い(七夕)
Mさんのそばからあまり離れたくないと伝えると私以外とも安心の輪をきずいて欲しい。僕は職員さんの事を信頼していると答えた。Mさんに治療で幻聴が伝わってないと言ってくれて安心したと言うと事実を伝えたとおっしゃった。わけのわからん話が聞こえたら大事ですねと言うとMさん世界も理想と現実があるんじゃないかと私と話して思ったんですよね。それは大切ですねとおっしゃった。
私以外の職員とも安心の輪を作って下さい。MEMOをIWさんにもよんでもらうと素直な気持ちで書かれていますとおっしゃった。以上から職員さんの事を書こうと思う。
Iさんは自然体で私達に接する。生活の悩みにひとつずつ答えてくれる。患者さんの言葉、行動で気づきがあれば早めに対応する。
Kさんは最初に会った時会話をていねいにしてくれた。男性で安心。周囲に気づかいができる。男性に会って素敵だなと思ったのは高校以来。
IWさんは変化の人。言葉と行動で嫌な印象を与えない。最初の印象は厳しい人→周囲がわかる人→笑顔の人と印象が変化する。
Mさんは対応する人。僕に対しては病気対応、Aさんなど健康な人には健康対応、デイケアの人をまともに対応する。人の要望を叶えて課題解決する。仕事の幅が広く、デイケアで介助もするし心理士として治療もする。忙しく動いている印象。
MさんがKさん素敵と言ってあげたら喜びますとおっしゃって異性と同性について考えた。若い頃10代・20代前半は男性といた方がすごしやすかった。高校も男子校だったし接していて身軽な感じがした。社会人になり男性社会にいる事が多くあまり恵まれない環境にいて男性と接するのが嫌になってしまった。女性と接する方が安心するし楽しい。会話がじょうずで自由だと思う。女性の生き方にあこがれる。日本は女性の時代がくると思う。
Mさんを見て会話をする。太郎さんにしてくれた感謝している。あまりめいわくをかけたくない。太郎さんて何?という話があってMさんとの会話の中で作られたもので元々本人はどうしようもない人、相手にされないところMさんがまともに相手をしてくれて太郎さんが生まれた。
太郎さんはデイケアや家の中に人とのつながりがある。IWさんに文章かくの好きなんですねと言われたり、母が総くんに色々してもらわないとダメと言う。僕の中でいい印象がある。Mさんと会話をしたりMEMOを書いているのが太郎さんでデイケアの取り組みの中心にいて活動を支えている。Mさんから離れると太郎さんも消えてしまいどうしょうもない人に戻ってしまう。
今思うといじめと思う事について話そうと思う。僕も人を信頼できずに他人の世界を消してしまう所がある。今は出来るだけやさしい世界にいようと思っている。小学校4年、サッカー少年団の練習時にチームメイト2人組に肩を強く押されてつきまとわれる。空き家の一室に一緒に行く時があった。今思うと計画的にズボンを脱がされパンツを下ろされケツに押しピンで刺された。屈辱的な行動だと記憶の中にある。一生忘れないと思う。
男2人組の笑った声と顔も覚えている。僕はひどいめにあったが仕返しをしようとは思わなかった。しかし同窓会で会いたくないのだから嫌いなんだろう。その当時の小学校は先生が平気でビンタをするひどいものだった。小学生も大人の作る社会がダメな事に薄々気づいていたかもしれない。今振り返ると2人にも暗い影があったのかもしれない。
僕も大学生の時に自分を傷つけるオニの様な所があって卒論を書くとき自分をないがしろにした。オニになりたくない。Mさんはイメージできないと言った。今僕はデイケアの世界にいる幻聴が消えた世界これ以上は何も望まない。会話をする事が僕の願いです。心を前へ進めて願いを叶えたい。七夕、人の願いは幸福になりたい。短冊に病気から早く卒業できますように。デイケアでみんなといれたらいい。曲がきけたらなあとあった。
短歌、天の川 よき幸福に巡り合い 暑き夏の夜 願う我が身か
職員さんともつながって安心の輪が広がればいい。私達はひとりじゃない。
7.cusion B
母は退院してリハビリを生活の中心にしようとしている。僕も母を支えようと思う。私の未来はゆっくりと落ちていく。でもなんとかして人とつながってまともでいられる。話をすることで感情がたかまる。会話からなるべく離れない事を大切にする。会話が僕を助けてくれる。
8.音楽と映画の話
何を話そうか考えているのが楽しいと言うとMさんが居場所になってくれればうれしいとおっしゃった。13年間の社会とのすれ違いひどい接点は現実を苦しくて悲しいものにして幻聴もひどくなりこれからどうしていいかわからなくさせた。デイケアに来てMさん世界にたいざいしてデイケア効果で病気対応してもらう。安心→回復→安定→改善する。1日ゆっくり過ごして心理面接をする。
Mさんがやさしさの中にいたいと思ってるんじゃないですか?と言うと僕もそうだと思った。でも僕が今何を話したいか何をしたいかわからなかった。居場所って何か?と考えるとデイケアの治療、会話をして応答する。
何を話していいかわからなかったけどMさんが聞いておもしろいと思う話にしようと思った。今伝えたい事を伝える、新しい話を始めたくて選んだのが音楽と映画の話だった。
音楽はメッセージを伝える。ミュージックビデオなど映像でわかりやすく。MELODYを体で感じて言葉で理解する。印象を作る。新しい音(リズム)が小学生の頃から耳に入ってくる。街の中でもこのMELODYいいなとか流行しているなと思う。聞く事が中毒みたいにくせになっていてリズムが耳に残る。
映画は女優が演じる。女性にあこがれる。この人がみたいなと思う。映画をとるのをみてSTORYを感じる。演じていておもしろいか気になる。表情など感情の広がりや伝わり方を見てせつなくて自由になる。人間って生々しい、むごいなって思う。映画に希望を感じていたい。強く生きないといけない。
アーティストは自分にも他人にも大切にできる人。
社会でひどいめにあった事を反省する為に
アーティストに応援してもらう。
頭の中に感情がわいてきた。
I’mhereはありのままの私うまく前へ進めない。
ミウラダイチ I'mhereを聞いた時の頭の中。
子供の様に明日の希望を感じようとする。
難しい自分が顔をだす。
空っぽの自分。
世界を作りたい。
期待に応えられず明日あなたと話す事もみつからない。
感情がわいた。
難しい自分を認めてあげてと今をはげます。
あいみょん映画は希望である。
あいみょん映画(桜が降る夜は)
は恋する女性を演じている。
バス停留所で男性と会いたいと思っている。
でも想いがすれ違って会えない。
男性を想って頭の中で考えている。
男性を体で感じるが良好な感情でない。
苦しい表情を浮かべる。
良好ではない2人を
桜の花びらが散る様子で表現する。
今好きだと伝えるべきか迷っている。
すれ違う度にあなたに会いたいと思う。
体ごと恋している。
愛を知るまでは、頑張っている僕を応援する。
あいみょん 愛を知るまではを聞くときの頭の中。
MEMOに自信がない。
何を話していいかわからない。
母の苦しみ悲しみは未来への不安をおこさせる。
あいみょんは才能を信じている。
長い間に固まった心を解いて。
僕は七夕の願いを叶えて居場所にする。
長く続いている夢が夢で終わりそう。
でもまだ夢を求めている。
話をすることで特別なものをつくる。
人を愛し愛されながら明日を生きよう。
ドライフラワーを聞くとMさんに相手にされていない想いが存在する事がわかる。
ドライフラワー・優里のミュージックビデオは
男性からみた美しい恋愛の話を女優が演じている。
優里の頭の中にある回想シーンで構成されている。
彼女が恋愛を想うシーンとデートの思い出が中心だ。
男性の純粋さがでているけど
女性の強さがきわだっている。
女性に振り回される男性と
子供の様にむじゃきな女性が
ひとつになれない違和感で表現される。
2人の想いはドライフラワーの様に美しいという
男性目線の歌だ。
東京にいた学生の頃目標が見つからず雨が降っている様に感じた。
しいなりんご TOKYOを聞くときの頭の中。
マンションの一室あなたと2人。
そんな状態、昔のことを思い出す。
現実にすべき事はなく夢の中にいる様。
整理された情報と強い意志につかれ夢の中にいたい。
目的となる場所も人もいない。
ブラブラしている人生。
誰からもまともに扱われない。
人を愛し愛されたかった。
何も約束されていない未来。
東京の雨を思い出す。
音楽と映画の話を読んでもらった。感想や考えた事を伝えたいと思っているそんな居場所なのでは?そうだと思う。心理面接で心をいつわりたくない。Mさんにうそはいいたくない。病気をなおす話で今を支えているのは卒論と映画ですと答えた。だから音楽と映画の話を中心にしようと思った。幻聴は静かになったが時々聞こえてくる。1日消えて欲しい。自由になりたい。
幻聴を聞いていると頭の中に自分の解釈が生まれてくる。幻聴にも印象(アート)の様な世界が有る。STORYも続く世界が消えることはないから人間も在り続けられる。そんな事をいう。Mさんは病気が都合のいい事を言ってるだけ。幻聴が消えても世界はなくならない。幻聴が聞こえない人の方が多いとおっしゃった。僕は人間が滅亡してもいいから自分を救ってほしいと言った。
R3 8月17日(火)朝、体調CHECKの時IWさんにやさしく声かけしてもらってうれしい。MEMOを見てもらうとMさんを理想的にとらえている。現実のMさんは違うんじゃないか?という内容に難しいと思ったとおっしゃった。太郎さんて何?本人にもオニの様な心の部分があるというと私にも色々な所があるとおっしゃった。Mさんに病気の相談から映画の話になっているけどおかしいと思いますか?回復しているから話の幅が広がっている良い事。おかしいとは思わないとおっしゃった。
幻聴の話をした時に心配しなくていいですよ幻聴がなくても世界はほろびない。僕は少し安心した。幻聴にはあまり苦情はいわないでと言われる。苦情を言うと怒る。自分が考えている事が他人に伝わって他人がその事を話しかけてくると伝えてくる。他人があなたへ嫌な感情を持っている。あなたはこんな人ダメな人ねってきめられる。何もしないで休んでいると経済活動をしないとダメよ。内容的にネガティブな事が多くあまり関わりたくない。悪い事が起こるとやっぱりあなたが悪いのね。こんな事件があったの。あなたはどう思う。あなたの提案を聞かせて。周囲の環境と声が連動する。
実習生Yさんとデイケアプログラム・ゲームでオセロをした。2人共慎重に探り探り1局目をさした。34対30でほぼ同じ枚数を取った。4局目もさしたが惨敗した。でもおもしろい。まだ工夫できる所がある。Yさんの印象はひかえめで前にでるかんじではないが言葉の使い方にまじめさと強い人だなと思った。僕が自分の事はやさしいと思いますか?とたずねるとやさしいと答えてくれた。自分のやりたい事もある。4年生で卒業まで走り抜ける。見てて気持ちいい。実習で感じる事。患者さんと何を話していいか難しかった。就職試験はあせってないが来年2月に資格試験があるので勉強しないといけない。実習をいかして片まひの人をリハビリしたい。職員が産休に入って3人になったので忙しく余裕がない。実習も残り1週間だ。
miletちゃんのordinarydays(普通の日々)を聞いて、エッセイ→デイケア・できるだけやさしい世界。
Mさんがデイケアの入り口からおはようと声をかける僕はうつむいて返事もできず受付に急ぐ、KTさんが名簿に名前を書いて受付におはようと言った。
デイケア事務室の入り口からIKチーフが見える。僕は幻聴にどうしていいかわからない。Mさんが声をかけてくれた。僕は返事もできず固まっている。
Mさんが心理士として色々学んできた。プロとして接していると本当の言葉を話してくれた。嬉しかった。
Hさんが本を2冊、Mさんに渡そうとしている。Mさんも本を受け取った。ノートに彼女の為にお金を使うとある。DC運営ミーティング後、倫理委員するんですか?と声をかけられた。僕はしますと答えた。
運転手さんの顔が見える。Mさんがバスのドアを開けて人が乗り込む。窓から見える湖面がゆらゆらとゆれている。木々に覆われた森も美しい。僕は安心する。
KOさんがソフトバンクホークスの選手の話をMさんと話している楽しそうだ。友達の様な気がした。
Mさんが訪問介護で作ってくれる食事の話をしている。患者さんも人とつながれるのは安心する。生活を気遣ってもらえると嬉しい。
IKさんがテーブルで寝ている。Mさんがミーティングしましょうと声をかけた。目標を決める時に体の事を心配している様だ。生活の質を向上させる為に出来ることをはっきりと伝えている。
INさんはワークハウスに通っている。責任感の強い人だ。Mさんも大人の対応をする。INさんはきずかいのできる人なので2人の関係はみてて気持ちがいい。
デイケアのエッセイはできるだけやさしい世界を描いた。Mさんは私の事が書かれていますと言った。うれしかった。本人の頭の中が現実になった気がした。Mさんに心理士として表現している事を聞くといつも相手を理解しているよと伝えようと思っているとおっしゃった。とても大切だと思った。
9.応援する話
40代人の目は気になる。他人の目は客観的に人生を見たもので幸せとつながっている。よく人の目は気にしないというけど他人からどう見られているかは大切なポイント。
仕事で何になるかは大切。Mさんだと心理士なんかかっこいいなと思う。家の事、親の健康・兄弟の生活ぶり、友人・仲間と声かけする街のつながり。Mさんだとフクオカ。大人の女性には自由と責任がある。大人の魅力に経済的自由(お金を使える)と言葉と行動の責任(夢を叶える)などお酒で遊んだり、食事・おしゃれの豊かさを心のゆうえつで競ったりする。他にも他人から見られるポイントはあるけど若い人が未来を生きるエネルギーになる。
友人・仲間と共同体の中にいて声かけして安心安全に落ちつく。Mさんがそうゆう人もいると思いますとおっしゃった。私は家族といる事で生活もしやすいと思う。本人だけだとリスクも大きく動きずらい気がする。
親子3人暮らしにマンスリーミーティングで話す通りケンカも多い。しかし人とつながる状態を求めているので僕も共同体の中にいて落ちつく人だと思う。逆にひとりで暮らした方が身軽で動きやすい人もいる。Mさんも単身でフクオカからヤマグチへのりこんで頑張ってきたのでひとりでくらしたほうがなれているかもしれない。
R3 8月24(火)の昼休みの会話の中で人間だから素の部分はあるかもしれないけど心理士として色々な事を学んできたプロとして患者さんに接しているという言葉があった。本当の言葉が聞けてうれしかった。大切にしないといけないと思った。
心理士の顔はMさんが長い間積み重ねたものでMEMOと同じで大切にする。心理士として学んできた事やプロとして患者さんに接する姿はなかなか理解してもらえないけど患者さんひとりひとりへの対応(やさしさ)だったり、声かけ・きずかいは自分の事の様に人は見ているのでデイケアの印象はすぐにわかると思う。Mさんの頭の中とつながる事で安心出来る。
Mさんに音楽と映画の続きのMEMOを読んでもらって何を話しているかわかりますか?とたずねた。IWさんの話で色々な意見をとりいれようとしている。音楽でうまく自分の気持ちを伝えているとおっしゃった。IWさんと話すとほめてくれるのでそれがうれしかった。音楽は伝えたいと想う時に話している。MEMOは物語にいきづまる時や感想が欲しい時に読んでもらっている。
できるだけやさしい世界がMさん世界、人と接する時やさしさを大切にしているとおっしゃった。僕がMさん世界を表現したいと思っていると思いますか?と聞くと頭の中で考えている事が本当かどうかわからないんですよねとおっしゃった。
僕は間違っているかもしれないわからないと答えた。Mさんが患者さんに訪問介護にくる人誰々さんと同じですね。どんな料理食べるんですか?と楽しく話している。素の部分と心理士の部分が混在していると言われたので演じている・表現している所があると思う。僕はその世界を感じて思う所(応答)を話している。MEMOの基本はそういう所だと思う。
僕がMさんにして欲しい事をお願いする時、言葉づかいが厳しいかもしれないと最近思う。それはMさんも僕ができることは強くはっきりと伝えているからだ。例えば名前を書いて下さい、ポットに水を入れて下さいなどだ。Mさんは対応する時、相手と同様にふるまう事が多いので自分ってこんなんかなあと気付かされる事がある。
Mさんはかなりまともな人で病気対応してくれる。全体を見ると側から離れないほうがいいけど大人の女性なのであまり近づかない。ひとつひとつの感情をまともにていねいに扱う。素直でうそはつかない。うれしい事はうれしい嫌な事は嫌という安心だ。
最近人はわからないし恐ろしいと思う。だから言葉・行動に注意して後悔はしたくない。むごい話にならないように幸せになってほしい。
Mさんがデイケアに来てまもない頃印象に残るシーンがある。バスの送迎の時、利用者さんと話すなにげない一瞬だ。グリーンの服を着ている。髪が長く毛先をまいている。身長が高く体が細い都会的な感じだ。ひざを抱いて地面に座って患者さんと楽しく話している。やさしい印象だ。Mさん世界だと思う。会ってまもない頃なのでプライベートに近い大切だとおもった。
緑黄色社会 LITMUSの楽曲は心理面接をしているMさん世界と僕の関係性を応援できる。2人の秘密を歌っている詩の内容に2人の間にはどうしても伝えきれない所があると想像してしまう。
緑黄色社会・LITMUSを聞いた時の頭の中。
2人だけが知っている事がある。
守っている隠し事がある。
2人で世界を考える。この体にまものがいる。
出会う前から知っている。守っている隠し事がある。
ずっとこれからも僕を覚えていて欲しい。
恋をみせることはできない。
全てがばれているかの様だ。
あなたの思う所を受け止める。
ずっとこれからも僕を覚えていてほしい。
声は聞こえない伝わっていない
守っている隠し事がある。
10.読んでもらう話
Mさんとの面接でまとめたMEMOを誰かに読んで欲しいと思った。読んでもらうとMさんの事を紹介する事になるので嫌ならすぐいってほしい。抵抗はしません。最初にBASICの病気をなおす話から読んでほしいと思っている。
今日帰ってから出版社の人と話すのでどうなるかわからないけどMEMOとMさんを大切に出来たら良いと思う。太郎さんはMEMOを喜んでもらう為にできるだけやさしく・オニにならず・ひどい世界にしない。僕達の世界はへんてこでわけのわからん世界かもしれないけどひとりじゃないみんな生きてる。
文芸社の編集者に連絡した。僕はデイケアに通院して治療を受けている。心理士の方と話した内容をまとめたものがあるので感想を聞かせてほしいと話すと出版をお手伝いするという姿をとらないと物語を読めないと言われた。
僕は文芸社の人に読んでもらうのは難しいと思っていたので感謝を伝えて電話を終えた。本屋さんで見つけた灯台という雑誌があたたかい感じがしたので連絡をとると物語を読んでくれるというので病気をなおす話を送った。
Mさんに応援する話を読んでもらった。Mさん世界を表現しているので個人情報の取り扱いについて確認した。名前の所をイニシャルにして欲しいという事のみで言葉の使い方、印象など表現の仕方についてMさんからこうした方がいいという事はなかった。
Mさんの事がわからなければいいという確認をした。松下さんも名前をペンネームにした方がいいとおっしゃった。Mさん世界をまとめたものである。ずっとみているので恋心の様に写るかもしれないけど性的な所より創造的な所を見てほしい。
僕がみている世界を表現している。最後の緑黄色社会の歌の所が印象的で2人が会話している姿をのぞいている様に描いている。守っている隠し事があるという所が心理面接らしくて全て話している様で話せない部分もある事が理解できる。
応援する話はSTORYも映画をとる時もタイミングをMさんに助けられた作品になっている。僕はどんな話になるかわからないで話している。STORYはMさんを応援する話で映画をとっているのは心理士としての言葉だ。
灯台の2人の編集者と話したけどOさんは時間に余裕があるかんじがしてもう1人の人は仕事が忙しいと思った。読んでもらう為にはOさんにお願いしした方が良い気がする。Oさんが感想を書いてくれると思ったので声のボリュームをあげてもらって返信用封筒を送付した事を伝えた。確認してTELをくれるそうなので16時まで待った。
業務があるから感想を書く事は難しい。一筆書くので納得してもらえないかという返事だった。僕は一筆をOさんに書いていただけてうれしいと伝え、原稿も戻ってくる事を確認できたので安心した。
Mさんに心理面接の内容はデイケア内でおさめる方がいいんじゃないかと伝えるとMさんは松下さんに伝えた内容をOさんに話す事がなぜかと思う。心理面接は松下さんの心の事ですよね。Mさんの個人情報は守られないとと思います。
僕はMさんが僕らに対応するMさん世界はすてきでOさんに伝わってほしいと思った。MさんとMEMOのプライベートな部分を話した。大事な局面だと思う。Mさんの個人的な所を伝えるのは困る。Oさんと松下さんの個人的な話にはタッチしないので自分の話をつたえてほしい。
守秘義務があってMさんも松下さんの話した内容をまもっています。Mさん日常も松下さんが知りたいから話しました。他人に伝える為じゃない。僕もMさん日常を他人にみせたりはしない。心理面接はMさんじゃなく松下さんの心を扱ったもの。言いたい事がうまく伝えられなくて申し訳ない。
Mさん世界を出版社に伝えたくないとはっきり言わなかったのはMさんのやさしさだと思う。Mさんから伝えた事をまた別の人に伝えるのは難しいですよね。松下さんがMさんの事をどう思っているかはわかりませんけど。心理面接は相談から始めた2人の世界、Mさんが嫌なら入ってもらうのはやめようと思う。僕はMさんが喜んでくれると思ったから始めた事です。
灯台さんから一筆が届いた。Oさんは病気をなおす話を3つの部分からなる作品として一筆を下さった。
1つ 病気に対する自分の気持ち→わかりやすく書かれている。
2つ Mさん世界を真剣に思っている、大学を卒業するまでの熱意→伝わってきた。
3つ 本人と意志の内容→興味深い。
R3 10月11日(月)、昼に一筆が届き午後15時30分頃出版社にTELした。電話にOさんがでられた。僕の気持ちを理解してくれてうれしかったですと伝えた。話の中にMさんがいますけどどんな印象ですか?と聞くと小さな声でやさしい印象だと答えてくれた。お礼がしたかったので営業部の人と定期購読について話した。
Mさんに見て欲しいものがあると一筆をわたした。じっと深く読むと本当に返事書いてもらえるんですねと言った。松下さんの話した内容をしっかり理解して一筆を書いている。熱意を感じていてOさんにも伝わっているとおっしゃった。
散歩の帰りに2人で話した事は価値があると伝え、今日話したかった想いはこれだけじゃないと言うとMさんは満足しましたか?とおっしゃった。僕は映画の様に完成して良かったと言った。午後の自由活動、Mさんとオセロをした。Mさんがゲームの途中つかれがでて目を閉じて眠った。僕も眠りたかった。とても印象的だった。
灯台の編集者さんに心理面接を読んでもらうのがクライマックスそしてOさんの返事に対するMさんの応答、熱意が伝わってくるとおっしゃった。Mさんの言葉や行動を大切にしたい。
上白石萌音 スピンを聞いた時の頭の中。
デイケアは10年振りMさんとも久し振りに再会した。
過去の思い出や現在をMEMOにしている。
心理士としての言葉や世界を大切にして前へ進む。
たくさんの時間を使って取り組んだ
心理面接をすぐに振り返れるように。
僕の心を取り扱ってくれた事は忘れない。
いつもまともにしてくれる。
心理士としての言葉や世界を大切にして前へ進む。
いつもMEMOを聞いてくれてありがとう。
11.一つにまとめる話
R3 11月30日(火)朝、心理面接をお願いすると今日はできないと思いますとおっしゃった。伝えたい事があると廊下で話を聞くと先日のプログラム・ゲートボールで調和を乱している行動があったんじゃないか?との声かけに僕も5人全員でゲートをあがる場面でついていけず守りに入ってしまったと説明した。
職員からみると自分本意な行動に見えたかもしれない。Mさんに昼食後心理面接を続けていきたいけどどう思っているか?たずねると日常会話でも充分満足するものになるとおっしゃりMさんとの関係性だけになると和を乱すことになり仲間ともちゃんと関係性を築いてほしいとおっしゃった。その時心理面接が終了したと感じた。最後に協調性を大切にねという言葉をいただいた。
昼の検温の時に今までをまとめたMEMOの内容を理解できますか?と質問すると患者さんと心理士の関係性があるから理解できたかもしれない。素人の人に患者さんの頭の中が理解できないかもしれない。その話を聞いてやっぱり2人で話をした方がいいものになると確信した。
R3 3月23日(火)に病気の事を相談してからR3 10月26日(火)まで7ヶ月間心理面接をしてくださった。MさんがいないとMEMOは続けられなかった。会話を続けてくれて感謝している。ありがとうございました。
MEMOのSTORYは病気をなおす話でMさんが患者さんを対応する姿が伝わってほしい。10ヶ月話して感じた事は心を取り扱っているんだなと思った。行動・言葉一つ一つを大切にして僕達を健康にしてくれている。心理(心で感じる事)が日常の中に存在していると感じた。助けてもらった事を忘れることはない一生の思い出になると伝え最初で最後の共同作業による作品1ミリの後悔もないレポートが仕上がった。
12.編集後記
僕が生活する地区では成人になっても自立できずに家族と暮らしている人達がたくさんいました。僕の目に写る彼女達は生活に不自由はなかったけど生きることに苦しんでいる様に見えた。
家にいて仕事もせず結婚もしない。何かに取り組んでいる様子もない。少し普通の人と違う気がした。生活支援が必要な人だと思う。僕も子供で彼女たちに何をしてあげたかったかわからなかったけど苦しみから抜け出して幸せになってほしかったのだと思う。
僕は自宅に1人でいる時彼女達の表情を思い出す。自分の居場所なんだと思う。彼女を救いたいという想いで心理面接を描いた。僕も両親・兄弟・デイケアの職員さん、たくさんの人に助けてもらっている。生活支援を受ける存在です。彼女の苦しみは自分にあてはまると思う。心理面接を書く事で自分を救いたかった。