ポケモンパン
クラスメイトがOくんに自信気に話しかけた。
Oくんもこれからいい出会いがあるって。Oくんも何か話そうとしたけどうまく言葉が出てこない。みんなになぐさめてもらっている様でUさんを好きな気持ちがまだ残っているのでミジメだった。
クラスメイトが人生これから本当の出会いがあるよって、あまりに綺麗な話をするので後の言葉が耳に残った。WくんとUさんがひかれあって本当に好きなら恋愛の身勝手って許されるよ。恋愛でウソはつきたくないから。
Mさん世界はWくんとUさんの言動は信じれない。ぜっこうだってある。もっと感情的なOくんを理解してくれた。WくんとUさんにもOくんはUさんを本当に好きだったんだよ。瞬間的にひかれたわけじゃない、WくんとUさんを応援してくれる友達だよ。
高校の入学式があってGWを過ごす頃までにWくんはUさんに告白した。
OくんはWくんにUさんを好きだと伝えていたけどWくんとUさんはお互いにひかれあっていた。人の愛し方が似ていた。3人は仲良し、駅の近くのカラオケに行ったりWくん家でTVゲームをした。
OくんとUさんは入学式ですぐ仲良しになった。高校受験、中学のクラブ活動のこと気がつくと時間を忘れて話した。UさんはOくんをいい奴だなって思った。
OくんとWくんは高校のクラブ活動で知り合った。クラスは違っていたけどバスケのBjリーグの話で盛り上がった。好きな選手もチームの好みも同じだった。
OくんとWくんとUさんが友達になるのに時間はかからなかった。
OくんはUさんに今何かしたいことってあるの?って聞いた。Uさんは恋愛したい。人を好きになりたい。OくんはWくんにUさんを好きなんだって伝えた。WくんはOくんに応援するよって話した。UさんにもOくんが好きなんだよって言った。UさんはWくんにOくんっていい奴だよねって伝えた。
OくんとWくんは放課後、バスケをしてからUさんと3人で駅前のカラオケ店で遊んだ。Uさんはポテチとドリンクを食べながら西野カナのダーリンを歌った。OくんとWくんも流行りの曲を歌ったけどUさんが歌を聞いて欲しいと思っていたので聴くことに集中した。OくんはUさんと一緒で幸せだった、家族の話や将来の夢を聞いているだけで楽しかった。OくんのUさんへの想いは綺麗だったしWくんとも気があった。でもWくんとUさんはハートが傷つくような恋をしたいって思っていた。Uさんは無意識に傷みを共感できるWくんにひかれていった。
Wくんの家は学校から近かったので家によくあがった。マリオカートや黒ひげ危機一髪で遊んだ。Wくんがいつもカートで1番。Uさんはバトル好き。Oくんは黒ひげかっこいいって思った。
ある日、3人で好きなことができるって言われたら何するって話しになった。Wくんが(仮)じゃなくて現実になるからって言った。Uさんがポケモンパンを販売したい。ポケモンのキャラクターがもらえる美味しいパンを文化祭で扱いたい。Oくんはポケモンパン実現できるよ、自分達で作れるよって話した。Uさんはえー本当?絶対実現したいって話した。
遊ぶ途中、UさんはOくんに私のこと好きなのってたずねた。
Oくんは好きだよって答えた。優しかった。
UさんはWくんの方を見た。Wくんはマリオカートをしていた。でもUさんとOくんの会話を聞いていた。
OくんはUさんに僕と付き合わないかって言った。
UさんはWくんをまた見た。UさんはWくんにひかれていることを正直に話した。
3人は気まずかったけどWくんは何も言わなかった。
OくんはUさんを好きでUさんはWくんにひかれている。WくんはOくんがUさんを好きなのを知っていたのでOくんを応援したかった。
次の日、バスケの休憩時間。WくんはOくんにUさんのこと好きなのってたずねた。OくんはUさんをこんなに好きになるって想ってなかった。Wくんは分かったよ、Oくんに応援するって伝えた。
Wくんは家に帰るとUさんからLineがきていた。昨日のこともうわかるよね。私好きなんだよって話した。WくんはGWにバスケの試合があるから見にきて返事はその時にするからって伝えた。
3人はその後もいつも通り。OくんはUさんが好きで、UさんはWくんが好きで
、WくんはOくんを応援してる。WくんはOくんにUさんに気持ちを伝えようと思っている。昨日Lineがきた。バスケの試合の後に話すって言った。OくんはWくんの気持ちを確かめなかった。答えはもうわかっている感じがした。
試合の後、3人になった。
WくんはUさんにOくんを傷つけることになるよって言った。Uさんは私の方を見てよ。恋愛って誰かが傷つくものよわかるでしょ。私達は優しすぎるって話した。OくんはUさんの言葉を一瞬も聞き逃さないようにしていた。今日を忘れたくなかったからだ。WくんはOくんにUさんと一緒にOくんを裏切るけどどうするって声をかけた。Oくんは2人を許せないって言った。UさんはWくんの手を握っていた。WくんがOくんの前でUさんに好きだよって言った。Oくんは聞きたくなかったけどUさんをじっとみてWくんの言葉を聞いていた。
3人は一緒にいれなくなった。Oくんを裏切ってしまったからだ。でもうしろめたさはなかった。ありのままの正直な16才だった。OくんとWくんはバスケを続けたしWくんとUさんは互いがひかれるものの中にいた。音楽や映画からインスピレーションを受けたファッション、若者が表現するスタイルをまねたりした。Oくんとも3人で話すこともあるけど以前のような無邪気さはない。大人になった気がした。頭の中には3人でやりたいねってはなしたポケモンパンがあった。文化祭まで5ヶ月あるなってWくんは思った。
Wくんは週末になると家族で教会にいく習慣があった。Oくんを裏切ってしまったと神父様に相談した。
神父様は神は人の心の中にいつもいてあなたの事を許していらっしゃいます。生きていれば誰でも悪いことをします。でもあまり自分をせめないであげて下さい。Wくんはまだ16才、大人になれば毎日傷つけたり傷つけられたりします。でも大切なことは希望があるってことですよとおっしゃった。隣人を大切に。
WくんはOくんを裏切ったことばかり考えていたけど神の許しをいただいて救われた気がした。Wくんは今の正直な気持ちをOくんに伝えようと思った。
WくんはOくんにUさんを好きなこと、Oくんを裏切ることになって申し訳ないと説明した。もう同じ誤ちは繰り返さないと約束した。Oくんはあの日をわすれられないと話した。
WくんはUさんの友達とバーベキューをしようとしている。Oくんもこないかと誘った。Oくんはポケモンパンを販売したいということに触れた、Wくんもそういう事を言っていたと話した。ポケモンパンのアイデアを共有することが新しいインスピレーションを生む気がした。Wくんも新しいOくんとUさんの関係が描けるかもしれないと思った。
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