梅流し
じっくりと煮た大根の甘み、梅干しの塩け、昆布のうまみが溶け合って、しみじみと滋味深い味わいに。
わたしのマイブーム腸活 藤井恵
「腸活に終わりなし」というのが私のモットー。より自分に合った方法を見つけたくて、日々、娘たちに聞いたり、SNSで調べたりして、気になるものはどんどん試してみるようにしています。
最近ハマっているのが、この「梅流し」です。調味料なしで温かい水分をたっぷりとれるので、胃腸を休めたい日におすすめ。本当は断食のあとに食べると効果抜群なのだそうですが、仕事柄、断食はできそうもなく・・・。1人の晩ごはんや、ちょっと食べすぎちゃったな〜という日に、よくつくっています。ゆっくりと味わいながら、スープと大根を交互に口にするのがポイント。食べた翌日にはむくみが取れて、体がスッキリするのを実感できます。
腸内環境には個人差も大きいので、自分の腸が実験台。まだまだ試したい腸活はたくさんあって、腸がいくつあっても足りないくらい(笑)。これからも実践あるのみです!
材料(2〜3人分)
大根・・・15cm(500g)
昆布(5cm四方)・・2枚
梅干し・・・3コ
30kcal 塩分1.6g 1時間5分
1大根は皮付きのまま2cm厚さのいちょう形に切る。鍋に水1l、昆布とともに入れて中火にかけ、沸騰したら弱火にして50〜60分間煮る。
2大根が柔らかくなったら火を止め、梅干しを手でちぎって種ごと加える。昆布は食べやすく切る。
ふじい・めぐみ◎料理研究家、管理栄養士。家庭でつくりやすく、体にやさしいレシピを提案している。「腸内環境はわずか数週間で変化するといいます。小さなことでも継続すれば、腸は裏切りません!」。
腸活とは?
私たちの腸内には多種多様な腸内細菌が生息し、その働きがおなかの調子や免疫に影響していると言われています。腸内細菌のえさになる食物繊維や、良質なたんぱく質、腸内環境を整える発酵食品などをバランスよく適度にとる食生活を続けると、腸内細菌のバランスをよくすることができます。