なかたありひろ

自分史ライター、自己肯定力認定講師|2011年に東京から金沢へUターン。2ヶ月後に両親の介護が始まる|社会福祉士、バリデーションワーカー等、多数の資格を取得|旅、裏道、美術館が好物|オンライン介護相談受付中。HP→https://www.kaigo-no-kimochi.com

なかたありひろ

自分史ライター、自己肯定力認定講師|2011年に東京から金沢へUターン。2ヶ月後に両親の介護が始まる|社会福祉士、バリデーションワーカー等、多数の資格を取得|旅、裏道、美術館が好物|オンライン介護相談受付中。HP→https://www.kaigo-no-kimochi.com

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初めまして。 なかたありひろです。ゆる〜くnote始めます。 認知症の母とのかかわりを綴った日記の振り返りが、これから介護に取り組むあなたのヒントや力につながればうれしいです。

このページに出合っていただき、ありがとうございます。 これは、なかたありひろの自己紹介のページです。 私がどういう人間で、これまで何をして来て、今どうなっていて、両親の介護を通じてどんなことを感じ、考えて来たかをざっくりとまとめてみました。 【経歴】 気づいたら、介護する自分も「高齢者」に この夏(2023年)、私は65歳になり、前期高齢者と呼ばれる立場になりました。誰だって、生まれたら一秒ごとに時間を見送り続けるわけですが、「うわ、本当にこの日が訪れてしまったんだ」

    • 【日記&悔悟録】⑥検査から1ヶ月後に「もの忘れ検査説明書」をもらった話

      こんにちは。 今日も、ご家族の介護、おつかれさまです。 リラックスの時間も、ちゃんと持っていますか。 [日記]2012年8月20日(月)記す N病院で母のもの忘れ検査の結果を聞く。 今できること、すべきことをまとめると、 薬を飲みつつ、 カウンセリングを続け、 様子を見ること。 1年に1回、検査を受け、進行具合を確かめること。 ◉振り返り グレーな段階であるとの検査結果に この先の道のりの長さを感じる 認知症が始まっているかもしれないということは、 なんとなく予想

      • 【日記&悔悟録】⑤母を連れてもの忘れ外来へ行く。想像を超えた検査、検査…

        [日記]2012年7月18日(月)記す 母の物忘れ検査のため、N病院へ。 簡単に終わるものだと思っていたら、 採血、MRI、心理検査、自律神経検査と続いて、2時間ほどかかった。 しかし、これで終わりではなく、 今日はできない検査があること、 その病院にも行く必要があることが告げられ、 あっちこっち行くことになりそうだ。 各種検査を実施して総合的に判断するというのは安心感があるけど、 認知症かどうか、こんなに細かく調べる必要があるというのは、 初めて知った。 とりあ

        • 【日記&悔悟録】④タクシーの高齢者割引にさりげなく背中を押された感じ

          [日記]2012年1月18日 取引先のSさんから飲食店関係のMOOK本の取材を手伝ってくれませんかとの打診。県内各地のお店を取材して回るには、当然、クルマを使うわけだけど、それはできないので、ひとまず辞退の旨を伝える。 あ〜、目が健康で、クルマを持ってて、運転が好きなら、仕事も介護も充実するような気がする。 ◉振り返り ・卒業検定以来、運転しないまま35年。 クルマ社会のUターン先で介護の足をどうするか。 前年までの三十数年、東京に住んでいた私は、 クルマの免許は持

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          【日記&悔悟録】③介護者の体調不良はライフプラン考え直しの合図なのかも。

          [日記]2011年11月2日 朝、なんだか胸に痛みを感じる。悪い方に考えているうちに軽いパニック症状を起こしてしまったようで、我慢できなくなり病院へ行く。調べてもらっても異常なし。昨日、連れて行ってもらった店で、若干、飲みすぎたせいかなぁ。 そんなことがあったにも関わらず、夜、仕事の打ち合わせを兼ねて友達とまた居酒屋に。念のため、アルコールは控えめにしておいた。 ◉振り返り 最初の不安と向き合う なんとなく胸が痛くなること、ありますか。 不安とか、ストレスとか、そ

          【日記&悔悟録】③介護者の体調不良はライフプラン考え直しの合図なのかも。

          【日記&悔悟録】②親の聴こえを気にするのも一つの見守り。補聴器選びを手伝うのも立派な介護。

          [日記]2011年10月4日 母の脳外科受診に付き添った後、補聴器店へ向かう。店の前まで来た時、「ここはいやや。前にここで作ったけど、ひどかった」と母が拒否。仕方がないので昼食へ向かう途中、別の補聴器店があったので入ってみると、予約が必要とのこと。あさっての予約を入れる。 [日記]2011年10月6日 補聴器店に行く。検査と機能の説明に2時間。店長さん自らが対応して、とても丁寧に話してくれる。 それにしても最近の補聴器の進化には驚く。パソコンにつないで、周波数ごとに聴

          【日記&悔悟録】②親の聴こえを気にするのも一つの見守り。補聴器選びを手伝うのも立派な介護。

          【日記&悔悟録】介護はある日突然に。母が救急搬送されたとの父からの電話が始まりだった。

          [日記]2011年8月31日 正午過ぎ、父から母が自動車事故で入院したと、電話が来る。警察から容体までは知らされていないようで、父の受け答えが心許ない。 まちなかにある私の仕事場兼自宅からタクシーで実家へ向かい、父をピックアップしてK市の総合病院へ行く。 総合受付で指示されたフロアでエレベーターを降りると、母は検査から病室に戻るところ。想像とは違って、自力で歩いていた。左腕の上腕の骨折が主なケガのようだ。 命に別状がないことがわかり、とりあえずホッとする。 [日記]201

          【日記&悔悟録】介護はある日突然に。母が救急搬送されたとの父からの電話が始まりだった。