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【活動記録】第33回 初めの一歩を踏み出して見えた世界~キャリアを支えるユーザーコミュニティ~
noteをお読みいただきありがとうございます!Tabjo Webコンテンツ担当のkanaです。この記事では2022/7/29(金)に開催されたスピンオフ&コラボ企画「Salesforce×Tableau 初めの一歩を踏み出して見えた世界~キャリアを支えるユーザーコミュニティ」のレポートをお届けします。
アーカイブURLのご案内
YoutubeLiveでの配信は、アーカイブとして残っております。当日見逃してしまった方、もう一度配信を見たい方は下記クリックしていただくとYoutubeでご覧いただけます
1.企画の背景
Japan Women In Tech(以下、WIT)で幹事をしているNanaさんからお声がけいただきまして今回のコラボ企画が実現しました。
何をお届けするかを思案する中で、互いの共通点には2つあることがわかりました。
1.ユーザコミュニティ(WITはSalesforce、TabjoはTableauのユーザ会)
3.キャリア
そこで、今回は、SalesforceやTableauに関わる3人の女性から、キャリア形成におけるユーザーコミュニティとの関わり、20代に想像したキャリアからの(驚きの?)変化などなど、熱く語っていただく会に決まりました!
2.オープニング
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ということで、始まりましたコラボ企画~!!
まずは、Salesforceとは何か。企業と顧客をつなぐ顧客管理ソリューションで、顧客一人ひとりの情報を一元的に共有できる統合CRMプラットフォームです。
Salesforceとは? | セールスフォース・ジャパン
このSalesforceというシステムの中で、女性としてどうキャリアを積んでいくか、どのように社会で活躍できる人材になるかをともに考え、成長していくためのグループがWITです。
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次に、Tableauとは。お客様がデータを見て理解できるように支援するビジネスインテリジェンスソフトウェアです。誰でも直感的なドラッグ&ドロップ操作でデータを分析できるのが特徴です。
ビジネスインテリジェンスツール (tableau.com)
私も幹事を務めるTabjoは、「Tableau女子会」として2015年6月に発足し、日本で最初のTableau分科会です。2019年のTableau ConferenceのDATA + Womenを転機に「女性に閉じたコミュニティ」を卒業。女性がリードするコミュニティへ転身しました。
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3-1.ライトニングトーク(Naokoさん)
まずは、WITのNaokoさんから。Salesforceコミュニティに出会ってエンジニア人生の幅が広がったお話です。私も社内でTableauを使用したダッシュボードの作成と運用を担当しているので、エンジニアのNaokoさんのお話は興味深々です。
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Javaのプログラマを経て、Salesforceのエンジニアになられたんですね。
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Naokoさんは現在、エンジニアチームのリーダーとして活躍をされています。技術だけではなく、顧客対応もできるエンジニアになりたいというNaokoさんにとって、ユーザコミュニティは、Salesforceに関わる様々な方と出会える貴重な場所になっているそう。会社の枠を超えて出会えるのは、Tableauのユーザ会も同じだな~と思いました。
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3-2.ライトニングトーク(Nanaさん)
2人目は、WITのNanaさんから。わたしとキャリアとユーザコミュニティというテーマでお話してくださいました。タイトルが洗練されていて、お話を聞く前からカッコ良さを感じます!!
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そんなNanaさんのこれまでです。なんと、Salesforceと出会って12年も経っていらっしゃる(ということにご本人も感慨深さを感じておられました。)んですね。そして、ここには書かれてありませんが、音楽大学に進学し、ドラマーを目指していた過去もあったとか・・。
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Salesforce AdminのAdminは管理者を意味しています。Nanaさんは、そのAdminを務められており、Salesforceの基本機能を理解した上で、社内への定着や社内調整を行っていらっしゃるんですね。
Youtubeのチャット欄には、「企業のスーパーヒーローです!Salesforce管理者!」という書き込みもありました。
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コミュニティに参加した当初は、Salesforceについて教えてもらう立場だったそうですが、Admin女子部を立ち上げて、自分が伝えていく立場になってからは、コミュニティが自分自身の成長を後押ししてくれる存在になったそうです。「これからも楽しくコミュニティ活動を続けていけたら」とNanaさんの言葉に私も強く共感しました。
3-3.ライトニングトーク(Chiakiさん)
最後は、TabjoのChiakiさん。Chiakiさんは、社内でTableauの推進業務を担当されており、ご主人とお子さん2人の4人家族です。この4月末に復職されたばかりで、ご夫婦ともにフルタイム勤務・・。目まぐるしい毎日を過ごされています。(私も復職したての頃は、バタバタしていたな~。)
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1人目のお子さんの復職のタイミングでTableauと出会われたそうです。ちょうど社内にTableauを導入しようという初期段階での復職だったため、周りのみんなともスタートは同じ。Tableauをちゃんと使えるようになりたい!と思って情報収集を始めたときに、最初に出会ったのがTabjoの前身である「Tableau女子会」だったということです。
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Chiakiさんが最初に参加したTabjoのイベントが「人の心を動かすVizを作ろう!」で、Tableauの操作方法は書籍でも学べますが、実際に手を動かして学んだことでTableauの機能等も一気に理解できたのだとか。また、Tabjoのイベントでの登壇を通して、人前で発表することの抵抗がなくなってきたともお話されていました。
今回、3人のお話を伺って、共通していると感じたのは、ユーザコミュニティに参加することで社外の方との人脈が拡がるという点です。私自身もTabjoを通して人脈が拡がりました。人との繋がりは財産だと思います。初めの一歩を踏み出すことで見える世界を体験してみませんか?
4.パネルディスカッション
ライトニングトークの後は、我らがtomoさんがモデレーターを務めてパネルディスカッションを行いました。
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テーマは全部で6つです。
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Nanaさんの「GAPがありすぎて・・」という一言に、笑いに包まれました。
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お客様にとっては、Salesforceを導入することは投資であって、お客様がSalesforceという製品を知ってから導入に至るまでのステップ(エンジニアサイドでエンジニアの業務を行っているだけでは見えてこないこと)を知ることができたことは、コミュニティに参加したおかげだと思います。(by Naokoさん)
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Nanaさん、TableauのDesktopだけでなく、既にPrepも使いこなしてらっしゃるという事実に思わずモデレーターのtomoさんも「すっ、すごすぎます!!」と驚いていました。
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Naokoさんからは「こんな時こそユーザコミュニティを活用してみては?」という素敵なアドバイスがありました。
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自分がロールモデルになっちゃえ~!!という結論に至りました。
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NanaさんはSalesforceもTableauにも精通していらっしゃいますが、NaokoさんとChiakiさんは、今回のコラボが互いを知る(NaokoさんはTableauを、ChiakiさんはSalesforceを)きっかけになったとお話されていました。
5.クロージング
Salesforceに興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、こちらのイベントに参加してみてはいかがでしょうか。
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リアルタイム・録画でご視聴くださった方、また、本記事を読んでくださった方、今後ともWITとTabjoをよろしくお願いいたします。