海の家バイトの仕事内容～探し方までまとめ

こんにちは、MISAKIです。
５月に入り沖縄では真夏日が続いています。このGWは私もシュノーケリングしてきました。海水は少し冷たかったですが十分水着だけで泳げるぐらいの暖かさはありました。

夏になると思い出すのが、住み込みで働いた【海の家バイト】のこと。
今回は海の家バイトの仕事、給料、メリット • デメリット、探し方などを紹介します。
（地域やお店によって内容が異なります。１つの例として参考にしてください。）

海の家とは

海の家とは、海水浴客のために海辺に設けられた施設です。毎年、夏に海水浴シーズンが到来すると、日本各地の浜辺にはたくさんの海の家が登場します。シーズンが過ぎると解体する海の家も多いため、簡易なつくりの施設が多いようです。
近年は大手企業などが協賛した「ビーチハウス」と呼ばれるおしゃれ版の海の家もチラホラ見られます。
海の家の営業期間は、海開きから8月末くらいまでが一般的です。地域によっては9月頃上旬頃まで営業している海の家もあります。ピークは夏休み期間の7月下旬から、8月中旬のお盆までくらいのエリアが多いでしょう。

しむぐらし

海の家バイトの働き方の種類

▪︎通い

住んでいる場所から職場に通う、要は普通のバイトと同じです。

▪︎住み込み

海の家に住み込む、仲間で近隣のアパートを短期で借りて住み込む、民宿で寝泊まりするなど施設によって多少違いはあると思います。

海の家バイトの仕事内容

▪︎接客

利用者に席の案内や施設の説明、料金説明や徴収、予約管理、料理の提供、貴重品の管理、シャワー室の管理などをします。私の所はBBQもありましたので、セッティングや火付けの手伝いなんかもしていました。

▪︎呼び込み

海の家での"華"とも言えるポジションで (私感）、歩いている人や通る車に声をかけ施設に誘うお仕事です。要はキャッチです。
（私の働いた所は、ほとんどが車相手だったためアピールの仕方が独特で、よく動画を撮られていました。笑）

▪︎キッチン（炊事場）
テントの下や調理場で調理するお仕事です。お客さんにすぐに料理を提供できるように、調理工程の少ないメニューが多く、初心者でも作れるものが多いです。

▪︎マリングッズの貸し出し

マリングッズ(浮き輪、SUP、ゴーグル、パラソル等)の貸出を行います。使い方や使用時間の説明、時間超過の請求などをします。

▪︎清掃

海の家内や周辺ビーチ、駐車場の清掃をします。多くの人が集まるので、毎日掃除していてもゴミが沢山あります。

▪︎監視

利用金を払っていないのに施設内で休憩する人や過度のナンパ、騒ぎすぎの人に声をかけ、他の利用者が快適に過ごせているか監視します。また、泥酔状態で海に行こうとする人にも声をかけていました。

海の家バイトのメリット

▪︎お金が貯まる
シーズンが決まっているので集中的に稼げます。住み込みの場合は使う事がないのでお金をセーブ出来ました。

▪︎海や綺麗な景色に癒される
朝日やサンセット、満点の星空などが見れるのは働いている人だけの特権です。周りは住宅も少なく、聞こえるのは波の音のみ。日中も波の音や海風を感じながら働けます。

▪︎マリンスポーツができる
私の所はマリンスポーツ(SUPやカヌー)やBBQ台、シャワー、施設利用も無料でした。シーズン終わりにはオーナーさんの水上バイクに乗ったり、それで浮き輪を引いてもらったり沢山遊びました。

▪︎日焼けができる
働きながら焼けます。焼きたい人には最高ですね。

▪︎髪色やアクセサリー等自由
髪色、アクセサリー、ひげ、化粧は基本自由です。私の所は施設のロゴが入ったTシャツがありましたが、アレンジして着たり、焼きたい日は水着だったりと自由でした。タトゥーに関しては施設で大きく違うと思います。私の所はポイントならOKで、大きいのは隠してね～って感じでした。

▪︎色んな出会いがある
ビーチ、海という開放的な場所だと多くの人が普段よりオープンになります。友達や恋人が出来ることもあります。働いていると色んな所から沢山の人が来るので、面白い人にも出会いますよ。

▪︎一生の思い出になる
ワイワイしているのが好き！海が好き！て方は絶対楽しいですよ。
私が働いたのは４年前ですが、いまだに写真を見返しては「楽しかったなぁ」と思い出してます。

海の家バイトのデメリット

▪︎日焼けがキツい
ビーチでは日陰に入ってても地面に反射して紫外線が当たるので、焼けます。

▪︎朝が早い
朝から営業する上に、通いの場合は出勤にかかる時間、住み込みの場合は朝ごはんを作り、営業前の掃除をしますので必然的に朝は早いです。

私は朝ごはんを全員分(１０人前後)を作ってたので、自分の準備も含めて５時半～６時に起きていました。他の子達も６時半頃には起き掃除や開店準備していました。

▪︎休みが不定期
通いの方は自分でシフトを決めれるかも知れませんが、住み込みの場合は基本的晴れの日は仕事、雨の日は休みになるかもでした。(雨でもお客さんが来たり、途中から晴れる場合もあるので "かも" でした)

▪︎時間外業務がある（住み込み）
私の場合は、みんなの食事づくりや洗濯物、営業前後の掃除、夜間の監視など雑務もろもろです。住み込みだったので仕方がないかもしれませんが、「８時～１８時以外はフリーだよ！」って感じではありませんでした。
これは施設によって大きく変わると思いますので、応募するときに確認するか、"運" 次第ですね。

▪︎虫が多い
日中はさほど気になりませんが、問題は夜と朝方です。光によってきた大小の虫が沢山です。海の家といっても作りは簡易的で半分は戸外です。初めの頃はトイレのドアを開ける時ドキドキでした。

▪︎様々なお客さん、仲間がいる
これはメリットでもあり、デメリットでもありますね。態度の悪い人や酔っぱらって迷惑をかける人、過度のクレームを言ってくる人もいました。このバイトに限らず自己防衛は大切ですね。

海の家バイトの探し方

バイトの募集は、海の家がオープンする1～2ヶ月前から行われる事が多いです。また、海の家の組み立てに参加するスタッフはもっと早くに募集されます。ただ、組み立ては建築の知識が必要だったり力仕事なので海の家オーナーが自ら探す事が多いと思います。

▪︎海の家のHPやSNSをチェック
募集中ってのせてる事が多いですよ。

▪︎直接電話で聞く
私はこの方法でした。１番手っ取り早いですね。

▪︎友達や知人の紹介
去年働いていた、知り合いや親戚が経営しているなどのツテがある人はラッキーですね。

人気のバイトですので、募集が始まる前から目を付けておいたり、直接「募集するか」連絡していてもいいかもしれませんね。

最後に…

正直、住み込みで働いていは私は、自由な時間が少なかったことやオーナーさんのやり方に不満を持ったこともありました。でも、働いてよかったなと心から思います。街中では関わる事のないような人達と毎日笑いながら、ふざけながら働いて楽しかったです。

これから働く方も、働きたいなーと思っている方も、最高の夏の思い出作って下さいね！

毎日この景色が見れて幸せでした。

それでは今回はこの辺で、読んでくださりありがとうございます。
皆さん"Have a wonderful day :-)"