日記をつけ始めたら幸せな時間が増えた話
今年の始めから日記を書き始めた。
(書き始めたきっかけは↓のnote参照)
元々ネガティブな気持ちを書き出して発散しようと始めたものだが、3ヶ月ほど続けてみたところ、他にもメリットがあったので、振り返りも兼ねてまとみてみる。
モヤモヤがすっきりする
嫌なことやイライラしたことがあった時、とりあえず日記にばーっと書き出してみると結構すっきりする。
友達に聞いてもらったりSNSに投稿したりするのとは違い、聞いた人・見た人にどう思われるかを考えずにとにかく自分の思ったことを気兼ねなく書けるのは思いのほか楽だ。
しかも、書いてみると「なんだ、大したことじゃなかったな」と落ち着くことが多い。
頭の中でずっと考えていると、嫌なことを何度も考えているから気持ちがどんどんネガティブになっていくのだけれど、一旦頭の外に出してみるとそのループから抜け出せるし、頭のメモリも開放できて、他の楽しいことに使えるようになる。
幸せな時間と思い出が増える
嫌だったことと比べて、良かったことは忘れやすい。だから、積極的に日記に書き残すようにしている。
いつか読み返した時に幸せな気持ちを思い出しやすいように、できるだけ詳しく、嬉しかったポイントを漏らさないように書く。
言われて嬉しかった言葉、感動した景色、楽しかった体験などなど……書くために思い出している間も幸せな気持ちになるので、一石二鳥だ。
ネガティブな気持ちの整理のために始めたけど、良かったことの方がたくさん書いている気がする。これも嬉しい発見の一つ。
一日一日を大切にできる
大人になって「あっという間に一週間過ぎたけど、果たして私は何をしていたんだ…?」と思うことが増えた。
まぁ大概真面目に仕事はしているし何もしていないなんてことはないのだが、私の場合、何をしていたのかあまり思い出せないと「一週間を無為に過ごしてしまった…」と何か損をしたような気持ちになる。
でも、日記を書き始めてから、こう思うことが減った。
一日を振り返るタイミングができたことで、一週間ではなく一日の単位で区切りを意識するようになり、「気づいたら一週間終わってた」ということがなくなったのだ。
その日のことをその日のうちに振り返るので、記憶もよく残っており、小さな良かったことや新しい体験を思い出して喜べるようにもなったのも良いなと思う。
・・・
ざっと考えただけだが、こんな感じ。なんの気なしに始めた割には結構良い影響があるなと思う。
ちなみに私はこの3年連用日記を使っているのだが、同じ日付の日記が三年分同じページに書けるので、来年と再来年の同じ日に今年の出来事が自然に目に入る構成になっていて、時々「未来の自分がこれを読んだらどう思うかな?」と想像するのも楽しい。
良いことならまた幸せな気持ちになれるだろうし、悪いことでも「こんなことを気にしていたのか」と思って成長を実感する材料になるかもしれない。
意識し過ぎると未来の自分にかっこつけようとし始めてしまうので、そこは注意しつつ、これからも素直な気持ちを記録していきたい。