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ヨーロッパ旅#12 世界一美しい駅と書店のある街ポルト

最近いよいよ寒くなってきて、知らぬまに秋が終わり、12月を迎えようとしているこの頃。
ヨーロッパ旅へ行ったのは今年の2月。月日が経つのは本当に早い…。
かなり日にちが開いてしまったけど、諦めずに旅のつづきを。
(年内には旅の記録を完成させるが目標)


折り返し地点の7日目はポルト。
ポルトには世界一美しいと言われる駅と、世界的にも有名な美しい書店があるので、それはまず行かなくちゃ。



サン・ベント駅(Estação de São Bento)


ポルト市内中心部にあるポルトガル鉄道の、サン・ベント駅。
世界一美しい駅と言われている理由のひとつである、駅構内の壁を埋め尽くす青と白のアズレージョが本当に美しかった。

その数約20,000枚。見ごたえがすごい!

かわいらしい模様のものから、細かく人々や風景が描かれたものまで。一枚一枚のアズレーショが合わさってひとつの壮大な絵画になっていて、まるで美術館のようでうっとり。

建物もクラシックな雰囲気で、それでいて現在も普通に駅として使われているから、人々や観光客が行き交う活気があり、ポルトの生活も感じさせてくれる。
待ち合わせに時間を持て余すことがあったとしても、飽きずにずっと待っていられるだろうな。

レロ・イ・イルマオン書店(Livraria Lello)

もうひとつ、世界的にも美しい書店とされているレロ書店は、サン・ベント駅から歩いて10分ほど。

なんだかすごい行列ができてるなと思っていたら、それがレロ書店への入場するための列でびっくり。聞いてみたら事前予約のオンラインチケットが要るらしい。

とりあえずすぐ近くのカフェでお昼ご飯することにして作戦会議。

ソッパ(スープ)とソーセージと
デザートにナタも美味しかった

お目当てのレロ書店は、ネットからこの後の時間で無事に予約と決済ができた。時間制限はないので、一度入ると気が済むまではゆっくりできそう。


腹ごしらえしたのち列に並んで、いざ入場~!

写真とかで見てはいたものの、実際に中に足を踏み入れたときの感動と美しさは想像以上!!

中央にある豪華な階段と
天井のステンドガラスが特に印象的

店内はまるで物語の中に入り込んだような雰囲気。

ハリー・ポッターの著者J.K.ローリングが、この書店からインスピレーションを受けたとも言われているそう。店内にはハリー・ポッターの本やコーナーもあって、確かにそういう魔法世界のような感じも。

もともとは普通の書店だったのが有名になりすぎて、入場料が必要になったみたいだけど、入場料の8ユーロ(約1300円)は、本を買うとその分値引きしてくれるシステム。よく考えられてる。

わたしは「星の王子様(Le Petit Prince)」の英語版をゲット。
店内には特別なコーナーもあって、いろんな言語に翻訳された星の王子様があり、しかもオリジナル装丁がされてあってまた素敵。

カバーを外すと真っ赤な装丁にLivraria Lelloの文字が施されていて、そして断面は金ぴか!

本以外に書店オリジナルグッズもいくつかあって、わたしはトートバッグを購入。

デザインがかわいくてお気に入り。

外国のおしゃれな本たちに囲まれて、本好きにはたまらない場所であることは間違いないけど、本好きじゃない人が行っても本の虜にされてしまいそうな場所だった。

店内は観光客で賑わって混雑していても、どこか落ち着いた雰囲気があって、そういう部分はやっぱり本屋だな。
めちゃくちゃ堪能してものすごく満足!

美しい街ポルト

ポルトは街全体が歴史的で美しい雰囲気があって、歩いているだけで楽しく、どこを見ても絵になる場所ばかり。ほんとこんな街に住んでみたい。

サン・ベント駅とレロ・イ・イルマオンに並んで、もうひとつわたしのお気に入りの場所になったリベイラ地区については、次の投稿で書きたいと思います。こちらもぜひ。


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