見出し画像

超効率「ながら勉強法」8

みなさま、こんにちは。
中小企業診断士の tabito です。

前回の続きからです。

これまでの数回に亘り、一問一答式の問題集とテキストの使い方を具体的に説明してきました。アウトプットしながらインプットする勉強法の具体的実践前です。

1つ書き忘れていましたが、「一問一答」の良いところは他にもまだあります。その1つは、集中し易い静かな環境でなくともできるということです。あるいは、これは「ながら勉強」の1つとも言えますが、例えば子供に話しかけられながらでもできます。まあ子供はだいたい自分の好きなことを好きにしゃべっていますから、100%集中して子供の会話に付き合う必要はない時も多いと思います。そういった時は、なんとなく子供と話しながらでも一問一答式問題集をやり、テキストを読むということができます。これは「超短すきま時間」の活用でもあり、子供と一緒に過ごしながら勉強する「ながら勉強」でもあります。

「一問一答」は行政書士本試験の解き方と同じ

さて、これまでに行政書士資格試験の勉強をしたことが無い場合には、イメージが湧いていない方も多いかもしれません。実際の試験問題を少し見てみてください。もちろん行政書士試験そのものが一問一答形式ではありません。しかし、ほとんどがマークシート形式です。そして、最も多い回答形式は、5つ程度の選択肢を与えられ、そこから1つの正しい選択肢もしくは、2つの正しい選択肢の組み合わせで正解を選べというものです。同様に誤った選択肢を選ぶ場合もあります。この形式を分解すると、選択肢の1つ1つが「正しい」か「誤り」かを判別する問題です。つまり、分解した1つ1つは「一問一答」形式になります。このことが「一問一答」は行政書士試験に対して特に有効となる理由です。「一問一答」は、本試験形式とも解き方という点では類似しているのです。

また、「一問一答」は一問の正誤を判断するために2,3のポイントについての知識が問われます。そのため、1問2問解いてテキストの該当箇所を読むことで、4つ5つの覚えるべきポイントを頭の中に入れることができます。テキストをただ何回も読んで勉強した気にはなっても、なかなか頭には入らないものです。ですが、一問一答では、同じ問題を何回も解くとそれは知識として定着します。やはり、「読む」ことと「解く」こととでは、脳にかかる負担と必要な情報取得への集中度が異なると思います。テキストはただ「読み流す」こともできますが、一問一答の場合は〇か×か、そして×であればどこか×なのかを常に判断しないといけないので、「解き流す」ということはできません。(もちろん、十分な知識があって、解き流しても正解を選べる状態に達する事は有り得ますが。)
次回には、行政書士の勉強に役立つ、この「ながら勉強法」に活用させていただいたYouTube動画をご紹介します。

(なお、中小企業診断士の記載が途中で終わってしまいましたが、中小企業診断士の勉強においても同様にこの勉強法を使っておりました。そしてそこでも役立つ動画があります。そちらも別途後日ご紹介させていただきます。)

(次回へ続く)


私が選んだテキストと問題集はこちらです。
(私は2023年版を購入しましたが2024年版リンクで紹介します。)

このシリーズには基本問題集というものがあって、もう少し勉強時間があれば、本来はこの基本問題集からやるのも良かったのかもとは思っています。ただし、それは時間に余裕があればです。
「アウトプットしながらインプットする勉強法」には、
「一問一答」が最も適します。


いいなと思ったら応援しよう!