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[月が半分輝くとき]

往復10分のラブソングは
いつも空へとすり抜けてしまう
だから私の耳の奥まで
君が代わりに届けてよ

ちゃんとしすぎても それで世界も
応えてくれるわけじゃなくて
だから私のもう半分は
君がいいな ずっと

月が半分輝く夜に
街灯りの群れをかわして
月が半分輝く夜の
どこにも君はいない

ひとりとひとりがそれだけで
嬉しくって抱き合えたなら
それで憎しいことも最初から
ふたりの物って知ってるの

往復10分のラブソングは
よいを隠してしまいます
やがて直ると知っているから
三日月は、きれい

月が半分輝く夜に
街灯りの群れに紛れて
月が半分輝く夜の
どこに影を落とすの?
みせて、みせて、みせてみせて
見えないから夜は嫌い
のべて、のべて、のべてのべて
見えないなら同じだ
新月の夜と

降伏、愚鈍な、まるで機械だ
例えば身体を求めてたって
変幻自在なんだ
だから嫌で、怖くなる

月が半分輝く夜に
街灯りの群れに紛れて
月が半分輝く夜の
どこに影を落とすの?
みせて、みせて、みせてみせて
見えないから夜は嫌い
のべて、のべて、のべてのべて
見えないなら同じだ
新月の夜と

往復10分のラブソングは
よいを隠してしまいます
やがて直ると知っているから
三日月は、きれい

月が半分輝く夜に
街灯りの群れをかわして
月が半分輝く夜の
どこにも君はいない
みせて、みせて、みせてみせて
見えないから夜は嫌い
のべて、のべて、のべてのべて
見えないなら同じだ
新月の夜と
聞こえないなら同じだよね
だから私の耳の奥まで
代わりに届けてよ

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