音の響きと身体

身体について日々研究していると、本当にまだまだ知らない事が多いと痛感します。



それは知識もそうですが、ほとんどは感覚。



つい先日も、とあるホールでヴァイオリン等の演奏を聴いたのですが、ある瞬間に「あ、音が背中へ流れてくる」と感じました。



普段ヘッドホンやスマホで音楽を聴くとハッキリと耳!耳で聴いているのを実感しますが、ホールなどで聴くと空間が上手く作られている為か身体で音を感じています。



また面白かったのが、背中ではなく胸や前側で聴こうとすると途端に聴けなくなる事です。



音の響き方もあるとは思いますが、普段行かない場所での贅沢な演奏に新たな気付きがあったのは意外でした。



やはり身体の面白いところはその場になって体験、経験して感じて気付くところです。稽古の場は常にそうでありたいと強く感じます。話す事も頭の中にインプットされたものを自分なりに咀嚼してアウトプットするという体験、経験です。実はインプットしている時よりもアウトプットしている時の方が気付きは多いです。



やればやるほど楽しくなるのが身体の感覚を育てる事です。



それは義務感ではなく好奇心が育ててくれます。



殆どの方は技を受けると思わず笑ってしまいます。


身体に少しでも興味のある方は体験、経験して頂いて新たな感覚の扉を開いてもらいたいと思います。


明日の身体の研究稽古会、当日ドタ参加でも大丈夫です!



楽しく稽古しましょう!


【身体の研究稽古会】

9/26(土)

13:00-14:30

厚木市東町スポーツセンター第一武道場

¥3000


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