身体を丹念に動かす会
本日は身体を丹念に動かす会でした。
肚と脚を丁寧に味わい、感覚を育てて行きました。
脚を押し付けてしまうと膝や太腿で繋がりが止まってしまいますが、バスケのドリブルやパスの感じでふわりと脚を伸ばす様にすると肚までの繋がりが生まれます。
この会ではサブタイトルにもありますが「前提の身体」を育てていく事を大切にしています。身体を鍛えるにも、まず身体が上手く繋がりを持って動いてくれているかを丁寧に観ていく必要があります。
まず繋がる、そして手放す、結果繋がりが深まるといった具合で身体は層を重ねていっている面があります。
そもそも繋がりがある方は繋がりを自覚していません。しかし、繋がりがない方は筋力に頼りすぎる傾向がある為、鍛えても部分的に強くなってしまいます。それで良ければそれで良いのですが、なるべく全身の総意で動きたいのが私のやっている事です。
まず全身が協調している時はこんな感じなのか、と体験してもらって少しずつ感覚に落とし込んでもらう、そんな会となっております。
終わった後、「歩く感じが違う、いつもの癖が整っている感じがする。」とご感想も頂きました。
本日もありがとうございました。
こちらの会は毎月第1月曜日に開催しておりますので、ご興味ある方がいらっしゃいましたらお気軽にご参加下さい。