コロナ後の海外はどこへ?出発4日前にチケットをとって、弾丸でフランスへ行ってきました。
旅好きコミュニティTABIFLEEEEEK(たびふりーく)のKuniです。
メンバーの旅話を聞いては羨ましくて悶えそう、な運営でございます。
TABIFLEEEEEKメンバーさん、やっぱり旅が好き。日本・海外各地いろんなところへ旅をされています。そしてメンバーさんに共通して言えるのではないかなと思うのがフットワークの軽さ。思いついたらすぐ旅に出ているんですよね。今回は出発4日前にチケットをとって、弾丸でフランスへ行ってきました!というお話を伺ったので、皆様にもお裾分けです。
お盆休み直前に破格値の海外航空券を見つけたのをきっかけに、今回の旅が決まりました。出発は4日後、どこに行こうか考える間もなく出発しました。夫婦旅なので一応相方のリクエストを聞き、モン・サン・ミシェルまでの交通手段と宿のみ予約をし、あとは成り行きで5泊7日の旅に出発です。(期間2023.8.12-17)
価格目安:1 €=158.6円(2023年8月時点)
出発 関西国際空港→シャルル・ド・ゴール国際空港へ
久しぶりのフライト。ロシア上空迂回で飛行時間が少し長くなっており、パリまでは直行便でも15時間かかりました。パリ市内到着後、真っ先に目に飛び込んできたのがオペラ座に飾られた巨大な横断幕。そういえばラグビーワールドカップ2023はフランスが開催国ですね。
到着早々ですが、自分なりの気づきが早速あったので共有します。
①スマホは海外でも使えるahamoが便利♪
※空港到着後に電源を入れるとすぐに繋がりました。
②フランスはタッチ決済が普及しており、ほぼキャッシュレス
③カードは2枚持ち必須(夫は渡航直前に切り替わった新しいカードが、まさかの初期不良で使えず仕舞いでした)
DAY2 パリ、レンヌ
カフェで朝食を
朝の散歩ついでにカフェで朝食を。パンにジャム、ヨーグルト、コーヒーとオレンジジュースが付いて14.5ユーロ(2,300円)。聞いてはいましたが物価高(円安)に驚きです。
セーヌ河クルーズ
世界遺産に登録されている「パリのセーヌ河岸」には有名な建築物や橋が勢揃い。エッフェル塔近くの船着場から遊覧船で1時間のクルーズ旅です。パリで一番美しいと言われるアレクサンドル3世橋、ノートルダム大聖堂など、次々とパリの見どころが現れ、地上からとはまた違う景色を堪能しました。
パリ・ガルニエ
爽やかなクルーズを堪能した後は、地下鉄で「オペラ座の怪人」の舞台、オペラ座「パリ・ガルニエ」へ。グラン・ホワイエと呼ばれる休憩室(当時の貴族や資産家の社交の場)は絢爛豪華、まるで宮殿のようで言葉を失う美しさでした。
夜はオペラ鑑賞をする劇場内ですが、昼は見学をすることができます。建物全体、装飾など全てに目を奪われるのですが、見逃せないのが天井画。シャガール作の天井画「夢の花束」はずっとみていたくなるほど美しかったです。
高速鉄道TGVでレンヌへ
パリを出発し郊外へ向かいます。フランス高速鉄道TGVはSNCFアプリで予約をしました。時間帯により価格が異なるので、お得な夕方便に乗車です。
のどかな車窓を眺めること2時間、モン・サン・ミシェルの観光拠点となるレンヌに到着。駅に降り立った人達はあっという間に姿が見えなくなり、駅前は人気がなくすごく静かでした。
海に囲まれているここブルターニュ地方は海産物と乳製品が豊富な美食の地であり、肉も魚も楽しむことができます。この日の夕食はガーリックの効いたシーフードをいただきました。
DAY3 レンヌ、モン・サン・ミシェル
モン・サン・ミシェルへ出発する前に、レンヌ駅から徒歩20分の旧市街地を散歩しました。絵本から飛びだしたような木組みの家々が傾いて、寄り添って並んでいるところが可愛らしかったです。
USJ並み大混雑のモン・サン・ミシェル
レンヌ駅からモン・サン・ミシェルへのバスは1日3本。最終便12:45のバスに乗ること70分、シャトルバス乗り場に到着です。モン・サン・ミシェルのある島へは車両の乗り入れができないので、シャトルバスに乗り換えが必要です。どこから人が湧いてきたのかと思うほどシャトルバス乗り場は長蛇の列。中には徒歩や自転車で渡る方もいました。
ここはUSJのハリーポッターエリアですか?!と思うレベルの混雑ぶり。島内のホテルを予約していたのですが、人が多くて前にすすめない・・・ホテルにたどり着くのも大変でした。
ホテルの受付が見当たらず迷っていると、先着の宿泊者が「別のホテルに鍵を取りに行く必要がある」と教えてくれました。鍵を入手しホテルへ戻ると、露頭に迷う次の宿泊者がいて、受付場所を教えてあげるという謎の循環でした。なんとか予約した可愛いホテルへ、無事宿泊できそうです。
DAY4 モン・サン・ミシェル、ラヴァル
朝7時、石畳の上をガラガラと荷持つを運ぶ音、ごみ収集、お店の開店準備など生活の音が聞こえてきました。日中とはうって変わって、静かな雰囲気です。早朝の散歩ですれ違う観光客は、なぜか日本人ばかりでした。
青空に映えるモン・サン・ミシェルを後にします。ちなみに日本で予定を立ててきたのはここまで、あとは成り行きです( ・∇・)。
小さな町ラヴァルへ
車窓から見えた街並みがとても素敵で、目をつけていたラヴァルという町にやってきました。手持ちのガイドブック(地球の歩き方フランス)には載っていない町です。バカンスシーズンだというのに人が少なくとても静か。
この町でも木組みの家を発見しました。昔は1階の土地に税金がかけられていたそうで、1階は狭く、2階から上になるにつれ徐々に広くなっていくという構造がみられ、大変興味深かったです。
レストランは地元の方で大賑い。はじめはフランス語のメニューをスマホ翻訳機で訳してオーダーしていましたが、Google mapの投稿写真を指差しオーダーする技を滞在中に身につけました。カジュアルなレストランでも1皿20ユーロ(3,200円)、日本の物価の安さをここでも感じますね。
DAY5 パリ
大混雑のベルサイユ宮殿
静かな町ラヴァルを出発し、TGVで1時間30分パリに到着。ベルサイユ宮殿の入場は30分ごとの時間指定ですが、長蛇の列です。
どこをみても素晴らしく、絢爛豪華!見所はたくさんあるのですが、あまりの混雑で思うような鑑賞ができず途中でギブアップしてしまいました。
夕方、向かったのはシャンゼリゼ通り。
メッシやネイマールが最近まで所属していたサッカーチーム、パリ・サンジェルマンFC(PSG)公式ショップを訪れてみましたが、ここにも大勢の人が詰めかけていました。どこへ行ってもパリは大混雑です・・・。
早いものでもう明日は帰国日、シャンゼリゼ通りから眺める凱旋門も見納めです。やっぱり存在感があります。
DAY6 帰国
地元のものが揃うスーパーでお土産を購入。たくさん食材などが並ぶ中にお寿司を発見!久しぶりのお米に惹かれ7.5ユーロ(1,200円)のお寿司を購入してみました。味は・・・残念ながら日本人の口には合わないかなぁという感想でした。お寿司は日本で食べるのが一番ですね( ´∀`)。
パリ北駅のプラットフォームでみつけた数式を最後の思い出にパシャリ。気になって帰国後に調べたところ、こちらはCO2(二酸化炭素)増加による地球温暖化の研究で、2021年にノーベル賞を受賞された眞鍋淑郎博士考案の気象学の数式だそうです。パリにあるからなのかお洒落にもみえました。
バカンス先進国
パリやモン・サン・ミシェルのような有名観光地は想像以上に大混雑。一方で地方都市は人も少なく静かでゆったり過ごすことができ満足です。フランスはちょうど8月バカンスシーズン真っ盛り。休暇で閉まっているお店も多く、昨晩まで開いていた駅前一等地のお店でも翌朝には2週間お休みを知らせる貼り紙があったりと、バカンス先進国を感じました。やっぱりいい時期はバカンスしたいですよね!
まとめ
コロナ後の海外はどこへ?出発4日前にチケットをとって、弾丸でフランスへ行ってきました。 いかがでしたでしょうか。じっくり旅計画を立てるのも楽しいですが、4日後のフライトを取ってサクッとヨーロッパへ行っちゃうという思い立ったが吉日旅、最高です。お話を伺うとヨーロッパの大都市はオーバーツーリズム気味ですね。隣国スペイン・バルセロナでも、もう観光客来ないでほしい・・と切実な訴えをしているニュースを見ました。みなさん、場所を少し外して穴場を見つけましょう〜!大混雑の人酔いする中心都市より素敵な出会いがあるかもしれません(*´∀`)〜!さて、次はどこへ旅されるのでしょうか。またお話し聞かせてください。
TABIFLEEEEEKメンバーの話を聞いていると旅欲が高まってしょうがない!ぜひ交流いただけたら嬉しいです。
今後もたくさんのみんなのタビサキを紹介させていただきます。