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秋風に心躍る

最近ちょっと寒くなってきた。

暑さが随分長く続いた気もするが、ようやく秋っぽい季節の到来か。

この時期ってどうも感傷的になる。

徐々に内向的になると言うか、私は何かそれが心地良い。

秋と言えば、、◯◯

今回の旅のテーマは「心躍る季節」

秋風に感じることを緩く書いてみたいと思います。

秋に思い出すこと

私が始めて彼女が出来たのが秋だったということもあり、この時期になると薄ら当時の空気感を思い出す。

告白したのは学校だったか、、はっきりは覚えてないけど金木犀の匂いは覚えている。

だから、きのこ帝国(バンドです)の「金木犀の夜」をこの時期に聴くと、何とも言えない気持ちが蘇ってくる。

既婚者の私は恋愛はNGだけど、過去の恋愛を思い出したり「この人は魅力的だな」と思うことぐらいはある。

そこから一歩踏み出すか否かは別として、私は世間が言う程、心が誰かに動くことは悪いことではないと思う。

そもそも、誰かをいいと思えるそんな出会い自体が奇跡的と思うから。(不倫を肯定するわけではありませんよ)

心の躍動が大きい程、季節とリンクする。

そんな感覚、学生みたいと思われるかもしれないけど、私は秋に感じるこの感覚はずっと大切にしていたいと思う。

秋空

秋の楽しみ方

秋って言えば◯◯

◯◯に何を連想しますか?

先程の話しと全く違う話しになるけど、私は楽しみとして「洋服」を連想する。

この時期からお洒落本番!

夏にTシャツを買うときは、必ず秋物との組み合わせを考えて買うことにしてる。

ネルシャツ、パーカー、ガウン、カーディガン、、

やっとこのアイテム達の活躍の季節だ。

服の面白さって色々なシチュエーションを考えながら妄想できるところ。

服=行動=出会い

そんなこんなで身なりを整えたら、夏までにストップしていた課題を整理し始める。

年末にかけてスタートダッシュ。

秋を制する者は冬を制す。

そんな感じで、色々と整えていくのに秋はちょうど良い。

秋服とスニーカーを天日干し

四季と五感と日本

私は旅好きでそこそこ海外に行ったことがある。

だからこそわかることあって、季節感が日本程きめ細かい国はないと思う。

もちろんどの国も季節はあるんだけど、そこに感じ取れる「情報量」が圧倒的に日本より少なく感じる。

日本は世界の雛形

これは、歴史を掘り下げていくと自然に気付く事実だ。

だけど日本にいると気づかない。

一歩引いて外から日本を見るとわかる。

それぐらい四季が綺麗に存在し、それを感じ取れる日本人の感性、感覚は鋭い。

だからショッピングモールやコーヒーショップで季節を感じるのは、何だかもったいないなーって思う。

蝉の鳴き声が鈴虫の鳴き声に変わる。
稲刈りの時期が来る。
雲と風様子が変わる。

そんなことを五感で秋を感じるのが、私は何だか楽しい。

ここ日本にはここにしかないもので溢れている。

それが年々少なくなってきている。
それに伴い季節感も感じ取れなくくなってきてる。

何だか寂しいな。でもまだまだ感じ取れる。

今ここをしっかり堪能しなきゃ。

空から眺める他国

まとめ 秋風に心躍る

それでも日常は退屈で悩みが多い。

悩みがない人なんているんだろうか?

特に労働者階級(常に仕事をしていないと生活できない層)は、日々忙しくて季節を感じる余裕もない。

私もそれで、月〜金、朝から晩までしっかり働いている。

興味あること、挑戦したいこと沢山あるのに、何だかんだで仕事に追われる毎日。

そうこうしてると、もう40半ばだ。

明日死んだら何を思うだろう?

後悔はないかもしれないが、きっと不完全燃焼のようなモヤモヤは残る気がする。

もっと色々なものを見たい。
もっと色々な人と接したい。
何よりもっと色々楽しみたい。

そんな衝動を感じながら、今のところは季節を楽しむだけで精一杯だ。

だけど、それも大切じゃないだろうか?

今を楽しめなければ、ステージが変わっても楽しめない気がするから。

日々楽しむ工夫が道を切り拓く鍵かもしれない。

そんなことを考えながら、眺める秋空は妙に優しく、秋風が気持ち良い。

さて、引っ張り出した好きな洋服でも着て、好きな音楽でもかけながら出かけるかな。

どんなときでも心躍らせていたい。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次の旅でお会いしましょう。

秋の夕暮れ

同テーマの音声バージョンです。スタンドfmで毎週3分程度の投稿をしていますので、こちらも是非お聴き下さい!

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