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カラスに学ぶ人生の楽しみ方

カァーカァー

夕焼け空を眺めると、何となく聞こえてくる気がするカラスの鳴き声。

私達の日常に馴染みのあるカラスが今回の旅のテーマです。

「何か集団にいると疎外感を感じる」

「何となく日々面白くない」

そんな悩みのある方の心が、ちょっと軽くなることを意識して書いてみました。

さて、今回の旅もよろしくお願いします。

面白くない日常と悩み

私は会社員をしており、いわゆる小さな営業所に勤務している。

営業所は5名〜6名ぐらいの少人数で、まあ働きやすい環境だとは思う。

ただ狭い中にいると、何となく気を遣う場面も多いし、見え過ぎるからこそ嫌な気持ちになることもある。

特に自分が忙しくて余裕がないと、人の話し声や笑い声が気になる。

まあそんなこんなでも、気持ち良く働けるときもある。でも何かモヤッとする日もある。

そういう日常って普通というか、ある意味安定しているのかもしれないけど面白くはない。

回りを見てると、何かそれを埋め合わせるように刺激を求めているように見える。

食、性、ドーパミン。

何か無理やり嫌なものを見せられているかのような感覚。

いつからか現実がマトリックスになってしまい、いよいよ面白くない。

夕焼け空

ほんの少しの変化が日常を変える

思えばマトリックスという映画はノンフィクションだったんだなと思う。

「青い薬か赤い薬か」

大抵の人は「青」を選択し、日常が過ぎていく。

私もそれで、偽物の安定を享受しているわけだが、これはこれで突破口を探さないといけない。

日々モヤッとする中で、ある日カラスを見てヒントを得た。

私の住んでいる自宅は田んぼに囲まれており、最近家が増えてきている。

しかしここは田園地帯で鳥が多い。

そんな地域ではあるんだけど、新築の家を購入して引っ越して来る人達は大抵虫や鳥を嫌う。

そのせいか、あるとき近くの電柱にカラス避けの剣山が設置されていた。

そこにカラスがよく留まっていたので、おそらく電力会社にでも連絡したのだろう。

でも何てことはない。翌日にはその横の家の屋根に留まってカァーカァー鳴いているわけだ。

その様を見て、何か人間を嘲笑っているような爽快感を感じた。

「ああ、これだな」って笑いが出た。

そこが駄目なら他の場所、他のルートを探せば良い。

ただその場所が駄目なだけであり、もっと良い場所は目の前にあったりする。

私達人間も同じだ。違う場所、違うルートという「少しの変化」が、日常を変えるきっかけになる気がする。

夕焼け空②

罠を見抜いて遊びの場を探す

鳥は自由だ。と言うか、人間以外は大抵自由。

人間だけ、やたらとルールが多い。

あれが駄目これが駄目と、自分達の自由を自ら減らしている。

「昔はこうだった」と、よく聞くし私も話したりするが、それだけルールが増えていってるということだろう。

何かつまらん。もっと自由に楽しみたい。

私はどういうわけか、そんな生きづらさをずっと感じて生きてきた。

学校に行かないといけないことがそもそも変だと思ってて、当然の如く高校を中退した。

アルバイトもすぐ辞めてて、本当に1日で辞めてしまうことが多々あった。

とにかく続かない。そんな私も、両親の離婚を機にいよいよ仕事をちゃんとするようになったが、今だって何かあれば辞めればいいやと常に頭にある。

人から見れば楽してるように見えたかもしれないが、私は私で悩みはあって「自分は何て駄目な人間なんだ」と思い悩むこともあった。

しかし今ここに至ると、何も間違ってないどころか、むしろそれが「普通」であったと思えてきた。

そもそも社会が狂っていた。

未だ、第何波がどうだの言っている。この後、またワクチンがどうだと煽るのは目に見えている。

おそらく、もうこの社会は取り返しがきかない。
いくところまでいくのだろう。

そこから離れ、遊びの場を探さなければならない。

私達が味方だったと思う者達は虚像で、それどころか何重もトラップを仕掛けてくる。

夕焼け空③

カラスの如く飛び立て

それを見抜いて、飛び立ち、また遊ぶ。

そう考えると、この社会自体が遊び場だ。

職場だってそうだ。蟻も20%は働かない。

それに、餌を持って来させる仕組みを作った者は、何もしなくとも裕福になっていく。

力を得れば得る程、人生は遊び化していく。

その力は、おそらく道徳とかを主張したところで手に入らない。

もっと軽いやつだ。
多分、カラスが場所を変えながら遊ぶ感覚。

ちょっと小馬鹿にするぐらいの軽さがより飛べる。

モテる男は同時進行で女を追う。モテる女はコロコロ男を転がす。(あくまでわかりやすい例ですよ笑)

そうするとお金も引き寄せやすくなる。

本能に貪欲な者が生物的に最も強い。

これから貪欲でなければ淘汰される。「人目を気にして」行動してたら駄目だ。

「あっちかな?こっちかな?」と判断できずに動けなくなってたら、あっという間に捕らわれてしまう。

だからカラスのような軽さが必要だ。

軽さとは「執着しない」という軽さ。

良い悪い、善と悪、今あなたを悩ませているものがあるなら、それを外して見てみると何か発見があるかもしれませんよ。

是非、今度カラスを観察して、自分が何かに執着していないか考えてみて下さい。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次の旅でお会いしましょう。

光りを感じる夕焼け 

スタエフでも発信しています。良かったら聴いてみてください。↓↓↓





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