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心的制約を乗り越える


【1分で読めて意味のある情報】


こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、書籍「認知バイアス辞典」からの学びである「心的制約」について書いていきたいと思います。

目次は、以下の通りです。


①心的制約とは?


✅心的制約とは、問題を解くうえで妨げになる無意識の妨げのこと


心的制約をざっくり言ってしまえば、何かの問題を解くときに、妨げになる無意識です。

心的制約は、無意識というのがなかなか手強いところで、いつの間にか自然と働いてしまっているのです。

無意識を意識するというのは、なんだか矛盾している気がしますが、気を付けていたり、事前に知っていれば、少しは対処のしようもあるかなと私は感じています。




この心的制約が働く例に、9点問題というものがあります。

下の図のような9点を全て通るようにするためには、何本の直線が必要ですか?というものです。(※同じ点は何度通ってもOK)

ちょっと考えてみて下さい。

画像1





皆さんは、何本の直線で結びましたか?

この問題、ついつい5本?と答える方も少なくありません。

認知バイアスの書籍からの情報によると、

✅この問題は、9つの点を正方形の箱と認識してしまうために、5本の直線必要と考えてしまいがち

なんだそうです。




もしも、ご自分が9点から正方形をイメージされていたら、それは、心的制約が強く働いていたのかもしれません。





先ほどの9点問題ですが、

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というように引いたり、

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と引いたりするという手があるかなぁと思います。

キーボードを変えた





②心的制約を乗り越えるメリット


✅ひらめきが得られて、新しい方法やものを生み出すきっかけをつかめる




先ほどの例でいうと、「箱と捉えない=色んな引き方を想像できる」ではないかもしれません。

しかし、

✅心的制約を乗り越えると柔軟な発想がしやすくなるという側面があるのではないか

と私は思います。

画像5



ですので、何か柔軟な発想を必要とする問題の取り組む場合は、

✅どんな心的制約が働きそうか考えてみるようにする

と効果的なのではないかなと感じています。




③【おまけ】ひらめきを要する時に効果的なこと


ひらめきを要する作業をする場合、休憩にひと工夫いれるといいようです。

認知バイアスの書籍では、

✅普通にのんびり休憩する時間より、ぼんやり作業する時間をとってみると効果的

と紹介されていました。

アイディア3


ぜひ、何かひらめきを要する時に、試してみてください!



今回は、以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。

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