【1日の時間の使い方】平日のライフワークバランスについて
今の所、分散登校などで、まだ通常通りの学校は再開されていなと思います。
子どもも学校にきはじめて、学校が再始動しはじめる今だからこそ、改めて、働く時間について考える良い機会なのではないかと思います。
時短や効率化について考えるのも大切ですが、時短や効率化して生み出した時間をどう生かしていくかについて大まかにでも考えておくと、仕事にグッとハリが出ると私は感じています。
時短や効率化はあくまでも時間を生み出すための手法であって、仕事の目的ではないと思いますので、あくまで、その時間をどう使うかを考えておくのが大切だと思うのです。
さて、私たち、教師の仕事は、授業の準備や子どものやったものへのコメント記入等々、やり始めると際限がないものだと思います。
だからこそ、どう働くかについて考えて、日々の業務にあたることは、とても大切だと私は考えています。
極端な話、プライベートの時間はいらないと考え、仕事に全時間を注ぐと考えたり、逆にプライベートに時間をたくさん注ぎたいから仕事は、必要最低限と思われることしかしないと考えたりすることもできます。
どう働くかについて考えるということは、自分のライフワークバランスを考えるということに直結します。
こうしたいという信念や希望、教育に対する理念から入って、時間はそれから考えるというパターンもありますが、
今回は、自分の一日のもち時間から考えるという方法をこの記事で簡単にですが、紹介します。
記事に、目を通した後、ぜひ、ご一考ください。
では、時間から一日のライフワークバランスについて考えていきます。
私たちが一日で使える時間は24時間です。
これは、誰でもみな平等です。
その時間をどうコーディネートするかかについて考えたいので、ちょっと時間の使い方の分析をしてみます。
今回は、平日の時間の使い方に特化して考えていきましょう。
(子育てしていない方を想定しています。子育てをしている方の場合は、その時間を加味して考えてみて下さい。)
平日、7時間睡眠をとるとします。
すると、23時に寝ているとすると6時起床です。
8時30分が始業時間だとすると、2時間30分の時間があります。
この場合、勤務が終わるのが、17時になると思います。
勤務後は、17時から23時の就寝まで、6時間の時間があります。
こうしてざっくり考えてみると8時間半ほど、勤務以外の時間があることになります。
上記の分析の結果に、食事や身の回りの事等々を加味すると、大体6時間(朝1時間、夜5時間)の時間が一日で、ある程度自由に使える時間になると思います。
これは、一日で使える時間の約25%です。
仕事しながら、一日で使える時間は結構多いなと私は感じています。
みなさんはどうでしょうか。
私は、「この6時間をどう使おうか」とみなさんに、考え、コーディネートしていただきたいと思っています。
学校に残って教材研究をしても良いと思いますし、子どものノートにコメントを入れてもいいでしょう。カフェで読書にふけるのも良いかもしれません。
あるいは、研修会に参加して、自分の仕事の自己研鑽を積んでも面白そうです。
はたまた、自分の趣味の時間にあてるのも楽しそうですよね。映画を見たり、楽器を練習したり、何かを作るのも楽しめそうです。
大切なことは、何に使おうかと考えて6時間の時間を使うかなのではないかと思います。
長期的な展望を見据えて動くのも良し、自分の今したいことをやるのも良しです。
あまり難しいことを考えすぎると動き出しにくいので、最初は、6時間をどう使おうかとシンプルに考えてやり始めるのが良いと思います。
まずは、自分の勤務時間以外の時間をどう使うかを改めて、見直してみてください。
そして、その時間を皆さんの希望に沿うようにコーディネートしてもらえればと思います。
私の場合は、早めに仕事のスキルを身に付けたかったため、20代の頃は、仕事にかなりの時間を充てていました。(当然息抜きの時間も設けていました!)
多分6時間の内、5時間は、そうだった気がします。
当時は、このように一日のライフワークバランスについて等、考えたこともなく、ただひたらすら、がむしゃらにやっていましたが、今となっては、よく考えておけば良かったなとつくづく思います。
ですので、今回、記事という形で、少しでも多くの皆さんが、働く時間について考えるきっかけになればと思い、情報発信してみました。
働き方は、それぞれの形があり、正解はどれとかいう問題ではないと思います。
一人ひとりの望みに合わせた形があるはずです。
時には、不測のことが起こり得ますが、
なるべく、周りの状況等に流されて自分の時間を使うのではなく、意図して時間を使えるようにしていけたら、沢山の人が、働きやすくなるのではないかと思います。
人間性が重要である私たちの仕事において、自分の自由な時間の充実は、仕事をする上でも、きっと大切なことだと私は考えています。
ぜひ、一日の時間の使い方を振り返って充実した毎日を送っていきましょう。
この機に、ぜひ、ご一考ください。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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