仕事がすごく辛い時に感じた「子どもたちが支えてくれているおかげで、自分はやれているんだ」という気持ち
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こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、前回に引き続き「仕事を始めたばかりの頃の話」について書いていきたいと思います。
私の過去のストーリーの一部が、「教育に関わる方」や「仕事で元気をなくしている方」のお役に立てば幸いです。
※個人的なエピソードなので、多くの教員に当てはまるわけではないことをご理解の上、お読みいただければと思います。
目次は、以下の通りです。
①わけがわからないけど、子どもと一緒に勉強するのは楽しいぞ
学校の仕事やら何やらがいまいち自分の思っていたものや実習で学んだことと違くて困っていた私。
最終的に、わからないことがわからないくらいに混乱していました。
しかし、よくわからないことが多くてあたふたしている間に、子どもたちの登校日がやってきました。
始業式というやつですね。
全くもってよくわかっていない私は、
「子どもに会えるの楽しみだな!」
「今日から楽しくなりそうだぞ!!」
と妙にポジティブに捉えていた気がします。
担任が発表されて、子どもたちと教室に戻った後、自己紹介をしたり、プリントを配ったりして、時間割や持ち物を確認しているとあっという間に下校時間になりました。
子どもとの出会いは、楽しかったですが、それ以上にアセアセしていて、「終わってしまった。」という感覚があったのをよく覚えています。
相変わらず、学校や学年の仕事はダメダメな私でしたが、子どもと一緒に勉強する時間のことを考えて、わからないなりに授業を考えるのは大変でしたが、楽しかったです。
・45分ある授業で、やろうとしていたことが20分くらいで終わってしまって白目を剥いたこと。
・やろうとしていたことが半分も終わらなくて焦りまくったこと。
色んなことがありました。
子どもたちには迷惑をかけたなと心底思います。
ですが、そういうことがありながらも子どもたちと過ごす時間はとても楽しいものでした。
わけわからないことはあるけれど、子どもと一緒に勉強をして、世界が広がっていく感じがすごく楽しくて充実感がありました。
ですが、ひと月くらいたった頃でしょうか。
学年のことや学校のこと、これからのクラスのことなどが、うまく相談できず、仕事に対して今まで生活してきて感じたことがないくらいのストレスを抱えるようになりました。
②とにかく子どもを大切にしよう
コミュニケーションはそれなりに取れると思っていたのですが、甘かったようで、当時の職場の教員の世界では全く通じませんでした。
✅上手くコミュニケーションが取れないから、仕事のわからないことも解決できず、むしろ悩みが増えていくという悪循環に陥っていきました。
そんな中、毎日一生懸命頑張って過ごしている子どもたちが私の救いでした。
子どもたちの頑張っている姿を見て、「自分も頑張るぞ!!」と気持ちを奮い立たせて、過ごしました。
正直、その時期は楽しいという気持ちはなく、かなり辛かったなという記憶ばかりです。
できれば、そういう思いはしたくなかったですが、それがあったからきっと現在の自分があると「今だから」思えます。
当時は一刻も早くその状況を打破したかったです。笑
自分は、仕事はできないけれど、子どもたちにそのせいで悲しい思いやつまらない思いをなるべくさせたくない。
✅自分にできることは、子どもたちをよく見て、たくさん声をかけて、一緒に過ごすことではないか。
そう考えて、がむしゃらに過ごしました。
子どもを大切に思って、行動をする。
今振り返るとこれは、年齢とかキャリアとか関係なくできることだったなと思います。
当時は、そんなことまで頭が回りませんでした。
何ができるかは技能や経験によると思います。
ですが、「思いを持って、行動する」というところは、新卒や若手の方が経験や知識が少ない分、純粋な気持ちを持ちやすいのかもしれません。
とにかく、その時の私は子どもを大切にするという気持ちだけはしっかり持っていこうと思いながら、過ごしていきました。
できることは多くなかったけれど、毎日、子どもたちと過ごすことができたこと、本当にありがたいなと思います。
あの時のみんなに、いつかまたありがとうを伝えたいです。
今回は、以上になります。
前回に引き続き、私の恥ずかしいストーリーをお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。
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