お酒、好きです
乳がんになって以後、「楽しい!嬉しい!」という感覚のストライクゾーンが広くなった気がしてます。もちろん今までが楽しくなかったわけでも嬉しくなかったわけでもありません。コレばっかりは説明が出来ないんですよねー笑
手術が2022年1月7日で、退院が2月2日。コレを書いてるのがゴールデンウィーク期間中ですから、退院から約3ヶ月経ちました。日常生活にもずいぶん慣れて、毎日のウォーキングに少しずつランニングも混ぜられるようになりました。リンパ浮腫対策もすっかり「当たり前」となりました。夏に向けてさらに、日焼け対策、虫刺され対策ともっともっと気をつけねばですが、それでも見るからに元気(笑)。シャツ一枚でも案外みんな「全摘してる」と気づかないもんだ、というのも知り、思ってたほど「乳がん対策な服装」はしてません。詰め物もしてません笑 (ただ「ファッション」については今後、手薄なポイントを攻めていこうと思ってます)
さて。ゴールデンウィーク(コロナはもちろんやれることは気をつけますが)、県外在住の同級生が家族で鹿児島旅行へやってきました。せっかくの機会、楽しみたい!これ、本音です。乳がんにとって、飲酒はリスクです。ついでに肥満もリスクです。クチにするものはいちおう気にしてます。けど美味しいもの食べたい!これも本音です。乾杯だってしたい!これも本音です。というわけで、久々にお酒を飲みました。
人によりお酒に強い弱い好き嫌いはあったとしても、食事の場にアルコールは欠かせません。要らない人ももちろんいらっしゃるでしょうけど、夜の外食で「お酒置いてません」てなお店、私は知りません。あったとしても、かなり少数派と思います。お酒飲まなくても場の雰囲気が好き、という人も多いですね。そもそもお酒は無理に飲ませるものでもありません。「飲ませたがり星人」は存在しますけどね笑
我慢の種類
「ガンになった私」の脳の働きはだいぶ変化しました。コントロール能力が上がってる気がします。ついでに「楽しむ!」能力も上がってます。笑顔は増えた気がします。
ストレスと病気の関係性ってよく言われています。「感じるストレス」って慣れてくると日々鈍くなると思いませんか? 我慢してしまう。でも我慢って時として必要なものでもあると思っていて。そんな ”必要な我慢”と”不条理な我慢” を意識的に分けるコントロール能力も上がったと思います。
脳の働きの中に、ある種のリミッターが存在すると仮定すると(弁のような?)、「そこは防げ!」「よし通せ!」と、交通整理人がめちゃくちゃ的確に働いている感覚というか。(伝わってますか?笑) そのおかげで「そのストレスは我慢せず放出〜」「はい、止めるの、や〜めた」みたいに緊張とリラックスが上手く同居出来てるのが自分でもわかるというか。
この瞬間、大切なこと
なんらかのの理由で「飲みすぎてもいいから今日は飲もう」とか。「そんなに飲む必要ないよね?この状況」とか、その判断基準は結局自分自身でしか出来ないわけですが、何かに流されることなく自分の意思で「大切」と感じたことなら「やったらいい」と思います。
病気にとってリスクだから。。。!わかっていても、飲まなきゃならぬ時がある!と私は思うのです。美味しいものを美味しく食べるために!飲まなきゃならん時にしっかり飲めるために!だからこそ、日常生活のリミッターを正常に保つような健康維持を心がけたいな、というのが持論です。
飲酒はリスク
飲酒はリスク。肥満もリスク。無論、病気の人に限らず「健康な人たちにとっても」何事も”過剰”はリスク。大前提は大前提で、燃費良くサステナブルでありたいですよね。持続可能な開発目標は、健康に命が続いてこそですもの。