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100時間で簿記2級に受かった方法。

 会計知識0だった僕が、100時間も勉強せずに簿記3級をすっ飛ばして簿記2級に一発合格しました。

 また、教材、受験料全部合わせて10000円に収まりました。

 コスパ良く受かったので、みんなに共有しようと思います。


①ゲーム

 僕はゲーム好きなので、やはり入り口はここでした。

 僕は経営シュミレーションゲームが好きなので、1年前の大学入試が終わった後に自分へのご褒美として課金して本格的なものを始めました。

 ゲームの詳細は下のリンクをご覧ください。

 僕はこのゲームのゴールを「上場する」ことにしました。

 以下は僕のゲームの結果です。難易度最難関、資本金8千800万でゲームを開始し、一年と1カ月で上場させました。


 見ての通り、「ガチ」のゲームです。

 僕はこのゲームを通して、「株式会社とは何か?」「上場とは何か?」「経理は何をするのか?」という根幹的なものを勝手に学んでいきました。


②簿記3級の勉強

 上のゲームをやってみて、楽しいと思った人はぜひ簿記を取ってみてください。もっと楽しいです(笑)

 正直に言うと、簿記3級のインプットのための勉強時間は10時間くらいで
した。ゲームのおかげで、基礎的なことは理解していたのですらすら進められました。

 メルカリで中古教材を一つ買い、それを7日間に分けて毎日1~2時間取り組みました。

 簿記3級の試験は受けるつもりはなかったので、過去問は解かずに簿記二級に入りました。

③簿記2級:商業、工業簿記のインプット

 簿記2級に入ってからの流れは、

商業簿記→工業簿記→予想問題(紙)→基本的な仕訳のやり直し→予想問題(ネット)→本番(ネット)

です。

 商業簿記、工業簿記ともにメルカリで買った教材を7日に分け、計14日で終わりました。簿記3級と同様、一日に1~2時間、たまに2時間半といった感じでした。

 この時点で、計30時間です。僕は正直、この時点で受かるだろと思って、予想問題集を買い、時間を図って試験を受けてみました。

④予想問題集(紙)

”””30点!”””

 僕は、受け入れられませんでした。これは何かの間違いだと思い、第7回まで、日にちを分けて解いてみた結果、

28→37→36→36→26→37

 このくらい解いてやっと、基礎がぼろぼろなのだと気が付きました。

 答えを見ながらならなんとなくできるのに、という状況でした。

 これは、大学受験を通して「一番危ないパターン」だということを知っていました。

⑤基礎の復習

 ここで、勇気を振り絞って予想問題集を離れ、英語で言う単語帳のような「仕訳問題集」を買い、3日間ですべて終わらせました。(大体一日に3時間くらいやってた)

 やはり、抜けがたくさんあり、間違った問題をひとつずつつぶしていきました。

⑥予想問題(本番と同じネット)

 この段階で、試験までの時間は5日を切っていました。時間的に、紙に戻る時間はなかったので、本番と同じネット試験の予想問題を時間を測って解きました。

”””62"""
まさかの点数が爆伸びしました。

 70点が合格ラインのため、まだ合格ラインに届いてないですが、苦手な問2,3,4を仕上げれば勝算はあると思い、延期しようか迷っていた試験日を元々の予定の試験日にし、この日に試験会場の予約をしに行きました。


 そこから、日中は予想問題と復習。

 夜は、苦手な連結会計、残高試算表、個別原価計算を重点的に仕上げていきました。

 試験の前日の模試は67点でした。知識はあるからミスしなければいけると自分に言い聞かせ、明日の試験に向けて気持ちを整えました。

 模試では一度も合格ラインに達しませんでしたが、気持ちが落ちることはなく、しっかりとやるべきことをやり切りました。

⑦本番

 試験日は、今まで受けた模試の復習をしながら、試験開始までゆっくりしていました。無駄に緊張しないように、仕上がらなかった連結会計は捨てると割り切り、ほかの分野の復習をしていました。

なんと合格しました!!!!

 苦手な連結会計が出なかったのも運が良かったです。

 問1は仕訳問題でした。結構ミスをしてしまって危なかったですが、苦手だった問2,3,4では60/68を取ることが出来ました。

⑧最後に

 大学入試が近くなってきました。大学受験生限らず、いろいろな挑戦をする人に一言メッセージを送るとすると「最後まで何があるか分からない」ということです。

 ありきたりな言葉ですが、僕はこの勉強を通してしみじみ感じました。

 やるべきことをやっていると、小さな変化が起こせます。それはいずれ結果につながると僕は思っています。


 最後まで読んでいただきありがとうございました。使った教材や仕訳票のファイルはこちらでご覧ください。

 ほかにもいろいろな記事を書いているのでぜひご覧ください。


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