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京都、堺に次ぐ大都市、越前一乗谷の戦国城下町遺跡
一乗谷朝倉氏遺跡の概要
越前の一乗谷は、戦国大名朝倉氏が拠点とした一乗谷川沿いの谷あいにある戦国時代の城下町で、往時には武家屋敷や町屋、寺社などが密集し、全国でも京都、堺に次ぐ3番目に大きな人口1万人の都市でした。一乗谷は福井平野の端から山地に入ってすぐの東西500メートル、南北3キロメートルの狭いエリアでしたが、東西南北に通じる街道を抑える交通の要衝にありました。
第五代の朝倉義景が織田信長との戦いに敗れ、残念ながら城下町は灰燼に帰し、その後、越前国の中心がいまの福井市中心に移ったあと辺境と地となった一乗谷は何百年もの間、田畑の下に埋もれていましたが、1967年に発掘が開始され、現在は復原町並を有する国の特別史跡となっています。
復元町並の写真
復元町並の入口付近の様子です。
ここからが復元町並です。
朝倉館跡の写真
一乗谷の中心部に位置する朝倉家当主が居住した館です。
無料レンタサイクル
復元町並の入口付近で無料で借りることができます。出発地に返却する必要がありますが、一乗谷が縦に長く、資料館などに行くのにも便利です。
福井駅からのアクセス
一乗谷朝倉特急バス:現地エリアのバス停までノンストップで20分程度とこれが一番便利。朝から昼過ぎにかけて1時間ごとに合計最大6便。
一般路線バス:30分近くかかりますが、特急バスがない時間帯は便利。
朝倉氏遺跡フリーきっぷ:往復バスに乗ることが確定している場合はお得。現地でもフリー乗降区間があります。
JR越美北線:一乗谷駅まで15分ですが、そこから復元町並まで2.3km、徒歩30分近くかかることと、バスと比べて運転本数が少ないので便利ではありません。一方、徒歩5分の一乗谷朝倉氏資料館でレンタサイクルができますので、ここを起点に復元町並まで往復するという手はあります。