■大地震のあったモロッコの現状報告
■モロッコトレイルズ 山本さんからのお便り
私達が住んでいるシャウエンには影響がなかったようで、出先から戻ってきた時には、皆平常通りで、観光客もいる状態でした。ただ、FBにも書きましたが、アトラス山中の小さな村々では甚大な被害で、心を痛めております。
ただ、震源地から近いマラケシュの被害は限定的だったようで、観光客も沢山訪れているようです。
モロッコは観光立国でもあるので、観光に訪れていただく事で、経済が止まらず、まわりまわって支援になる事もあります。
ですので、たびチョクさんには、今まで通りにモロッコへの観光客誘致をお願いできれば嬉しいです。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
■マラケッシュドリーム 西さんからのお便り
私の住んでいるワルザザートもかなり揺れて避難指示が出ておりました。弊社は大きな被害もなく、電気や通信も問題なく地震翌日の9月9日から通常通り営業しております。しかしながら、2日間は余震が心配で屋外で夜を過ごしておりました。幸い大きな余震もなく、現在は普段通りの生活に戻っております。
今回のモロッコの地震では、弊社のツアーで滞在する中でマラケシュが被害を受けております。死者数は3,000人近くと増えておりますがマラケシュ市内は18名で、マラケシュで大きな被害を受けたのは古い建物が密集した旧市街の一部の地域(バヒア宮殿近くのユダヤ人街周辺)となります。
マラケシュは電気、ガス、水道のライフラインは問題ございません。
旧市街の一部(ユダヤ人街周辺)に倒壊などの被害があるものの、他の場所は比較的被害は少ないです。空港、鉄道、高速なども通常通り運行しています。
またジャマ・エル・フナ広場では周辺のカフェで床下が落ちたり、近くのモスクのミナレットが倒壊する被害がありましたが、かなり大きく揺れたクトゥビアモスク、マジョレル庭園などは大きな被害はございません。(現在、バヒア宮殿、サーディン墳墓群は瓦礫撤去中のため閉館しております。)
ジャマ・エル・フナ広場、スークは地震翌日の午後から少しずつ営業しております。(現在、スークは70%ほど営業しております。)。夜のフナ広場の屋台も地震の後、3日間くらいは営業しておりませんでしたが、今は通常通り営業を再開しております。しかし、まだ旧市街には倒壊した建物の瓦礫が散乱しておりますので、旧市街は立ち入り禁止区域がまだあります。
現地の人々も落ち着いてきておりますし、外国人観光客も戻ってきております。弊社の9月ご予約のお客様も現在、問題なくツアー催行しております。(ご不安なお客様へはマラケシュを省くなど日程を変更して対応いたしました。)
また、マラケシュの弊社手配のリヤドに関しては大きな被害には至らず、現状は通常通り営業できております。ご希望のお客様へは地震の影響の少ない新市街のホテルを手配しております。
被害が大きいとみられる地域はマラケシュから近い山間部のため、その他の観光都市カサブランカ、シャウエン、フェズ、メルズーガ、ワルザザート、アイト・ベン・ハッドゥ(頂上の食料庫が一部破損)では観光に伴う被害はございません。
地震発生の翌日から人々は通常通りの日常を過ごしております。
また、ツアー中に移動する道も被害はなく、通常通り通行可能ですので問題ございません。