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ローカル高速バス乗り継ぎの旅2016 第3話
前回 https://note.com/tabenews/n/n9faeb06b30a4
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近くにあるお店、「かいもん市場・久太郎」さんへ。ここはおそらく日本最南端の漬物屋兼、食堂がある。時間も昼を過ぎた。飯にしよう。
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頼んだのは開聞岳カレー名のたるもの。ご飯の形は近くの開聞岳を表している。ルーの上に乗っているのはカボチャ、枝豆、さつまいも。野菜は季節によって変わるようだ。
またここは漬物屋とのことあってか、なんと漬物が食べ放題!(セルフサービス)。数種類の漬物が食べられ、気に入ったら購入も出来る。
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漬物を食べれるほど食べ(大好きなのだ。とくにたくあん。)、再び駅ホームへ。
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無人駅お馴染みの駅ノートが西大山駅にも置かれていた。
西大山駅はJR最南端の駅とあってか無人駅にしては人は多い。だけど来るのにはものすごく難儀をする。日本全国からはるばる難儀してやってきた人が書き入れていく「思い」を駅ノートを読みながら感じ取れるのだ。
私も書いたぞ。何書いたかって?それは秘密。
しばらくすると列車が来た。もう歩きたくないので素直に列車に乗り指宿駅へ。バスに乗り換え鹿児島市内へ戻る。
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水曜どうでしょうでおなじみのアレへ
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次に向かったのは天文館むじゃきさん。鹿児島名物のスイーツ・白熊はこのお店が発祥だ。
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練乳がたっぷり掛かっていておいしい。よくスーパーとかではカップで売られているが、さすが本場のボリューミーさ…。テレビ番組・水曜どうでしょうではこれを十数分で食べていたから恐ろしい。私はゆっくり頂きました。
離れる前に洋上でそばを
最後に向かうのは桜島である。名前は何度も聞いていたので行ってみたいと思っていたのだ。
しかし時間は夜9時である。こんな時間に行けるかと思うかもしれないが、桜島行きフェリーはなんと24時間運行!深夜帯でも1時間に1本と高頻度てある。
桜島に行くには陸路もあるが、鹿児島市内からはかなり遠回りしないといけないため、24時間運行でも需要は十分。
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料金は後払いとのことで早速乗り込む。
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運行時間はわずか15分だが、船内はかなり大きかったし、なんとうどん屋も常駐していた。値段もリーズナブルだが、如何せん15分。
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夜中だったので空いていて、時間内に食べきれたが、昼間とかは厳しいかもしれない。そばの上に乗ったさつま揚げが桜島フェリーのうどん屋の特徴である。あぁ鹿児島だなぁ。
食べ終わってデッキへ出るとフェリーは接岸する直前だった。
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桜島に到着したはいいものの、バスなんてとっくに終わっており、動けなくなってしまった。回りに商店の明かりは見えるが…。仕方ないのでさっき乗ったフェリーでトンボ帰り。
いまから考えると桜島に行くというより桜島フェリーのそばを食べることが目的になってしまったが、まぁいいか。「昼に来る」リベンジを誓い、昨日も乗った深夜バスで鹿児島を離れた。
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4 https://note.com/tabenews/n/n1b86fb7fc886