君の太陽でいたいなんて
初めて恋人ができたあの頃のわたしは怖いもの知らずだった。
人のせいにする無神経さがあったし、自分を誤魔化せる鈍さという自分勝手さがあった。
恋愛ソングの意味が理解できるくらいの経験と知識がつき始めると、その無神経さも誤魔化せる鈍さという自分勝手なわたしがいることが嫌になった。
わたしはこの自分勝手さで誰かを傷つけてしまうことがあるんだと奈落に落ちたような気持ちになったこともあった。
もしかしたら一生恋なんかしない方が向いてるかもしれないとさえ思った。
それから時間が経って、少しだけ大人になって、その自分勝手さの具合をほんの少し調節できるようになってきた。
元恋人と呼べる人は4人だろうか。
デートしてた時期ある人とは付き合ってたのかは微妙だからここではカウントしないでおこう。
初めて付き合った人には至らない点しかなくて、お互い初めての恋人だったから戸惑うことも多かった。
きっと今のわたしとはかなり違うだろう、というか違っていて欲しい…(笑)
先日記事にも書いたテクノくんと相変わらず仲良くしている。
本当はもともと気になっていた人のことをこれからも好きでいるような気がしていたけど、心を奪われたのは予想もしてなかったテクノくんだった。
そして予想もしないことも起こった。
思っていたよりも早く心を開いてくれた。
いまは何かできることはないかと見守るくらいしかできないけど、テクノくんの支えになれないだろうかと思うことが起こった。
君の太陽でいたいなんて、痛いだろうか。
痛くてもいいや、痛いけど、痛くないから。
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