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東京オリンピック選手村食堂の料理長とは?

東京五輪選手村食堂食事責任者は、


帝国ホテル特別料理顧問 田中 健一郎さんです。

経歴などはリンクへどうぞ
家庭画報.comより
日本の食材、生産者、料理人——世界中から集まる選手のために“食のALL JAPAN”で臨みます/帝国ホテル特別料理顧問 田中 健一郎さん

話は変わります。
私が、語りたいのは前回、1964年の東京五輪料理長

バイキング考案帝国ホテル料理長村上信夫さん

帝国ホテル 厨房物語: 私の履歴書 
プロジェクトX 挑戦者たち 料理人たち 炎の東京オリンピック

村上信夫さんの本を買ったのは料理をはじめたばかり。
とにかく効率よく学びたい(笑)ので日本で一番凄い料理人を探していたら、本とDVDに辿り着きました。本は3冊購入(2冊は友達に)DVDはツタヤでレンタル。

1964年東京五輪の苦悩と打開策

大会期間中に選手村で必要な食材は肉120トン、野菜356トン、魚46トンなどと膨大な量。

世界中から選手が来日するということは、
大量の食材がいる、食文化の違うアスリートの胃袋を満たさなくてはいけない。ここでニチレイの冷凍食品が登場する。

とにかく、村上信夫さんの人生は壮絶

帝国ホテルの料理人ヒストリーが軸にありながら
戦争、出兵、帰国、帝国ホテルに再び戻る。

バイキング発案、東京五輪、他にも、ハリウッド脚本術のような絶体絶命のピンチと大成功が詰まっています。

料理には人間性が大切だと気づかせてくれます。

料理人の美学、鍋磨きの元ネタ

帝国ホテルの下積み時代。もちろん、見習いの持ち場は洗い場。

料理に触れることはありません。

何人も辞めていくスタッフを横目に村上信夫さんは、200個もある鍋をピカピカにしました。

その存在に気づいた先輩は、フライパンにソースがついたまま洗い場へ。それは、ソースを指で味見できるように。

このエピソードには続きがある。

現在、日本人シェフ最高峰にいる三國 清三さんも修行時代、鍋磨きを実践し村上信夫さんに存在をアピールしたからだ。

この2人が面白いのは、最高峰の地位にいながら革新的な挑戦をしていることだ。

村上信夫さんは、バイキング発案者。

帝国ホテル時代、堅物料理人の頭の中にしかないレシピをスタッフに共有させた。
三國 清三さんは、YouTubeチャンネルでレシピどころか調理まで有料級に動画を公開している。

※過去記事「動画学びの王道!食の映像作品まとめ」でも紹介しました
余談ですが、現実世界で著名料理人の特別講義は50万円します。

これハイレベルチャンネルをみて、ミクニチャンネルのレシピレストランをこっそり出したいなって発案する私は凡人なのでしょうか(笑)

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